さわらさん、こんにちは。
「何か私から息子にしてあげられることはないでしょうか。」
という質問に関してわたしが答えるのならば
「どうなってもこの子はきっと幸せになる」と
とことん信じることだと思います。
お母さんを喜ばせたいと心から息子さんは思っています。
けれどそれが叶っていなくて隣でため息をついているお母さんの顔を見るとき
彼はとっても辛いんじゃないでしょうか?
そんなときに
「もっとがんばらないと受かんないよ」
「せっかくいい高校にはいったのに」
「塾もお金かかっているのよ」
なんて事を言われたり、
言葉にしなくてもそう思っている態度が
お母さんのなかにあるときっと「申し訳ない」気持ちでいっぱいで
自信がだんだんなくなってしまいます。
その上、自分なりにがんばってもわからないことがどんどん増えて
周囲は賢い人ばかりでプレッシャーを感じているわけです。
つまり彼は今勉強がまったく楽しくないのです。
勉強にも向き不向きがあります。
能力は受験だけで測ることができません。
もっと他に向いていることがないか?
好きなことはなにか?
志望する学部はそれでいいのか?
彼に考えさせてみてもいいかもしれません。
そして、お母さんは遠くで見守ってあげて
「まあ、落ちたら落ちたで仕方ない」と一回開き直ってください。
焦りもプレッシャーもお互いになくなってくると
ちょっとずつ成果が出ますので期待通りの結果でなくても
やった〜!と一緒に喜んで
小さな達成感を積み上げていってください。
加点主義です。
そうやって笑顔が多くなればきっと勉強も楽しくなってきます。
そういう心の土台ができればきっと彼なりにもっと
わかる方法を模索するはずです。
真面目に取り組んで結果を出せるはずです。
焦らずに、ゆっくりと。
周囲と比較しないで彼のペースを見守ってあげてください。