くらし

自家製なめたけのレシピ【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

自家製なめたけのレシピ  

私は昔からえのきだけが大好きです。その魅力は食感と味わい、リーズナブルな価格、癖がなく使いやすいといったことだけでなく、食物繊維もたっぷりでヘルシー、上品な出汁が出る素材であることも大きな理由です。そんな旨味たっぷりのえのき出汁を凝縮した冷凍食品「えのき氷」も便利です。

実はこの「えのき氷」、友人である平林産業(青果物一次加工会社)の社長さんで、自身も日本きのこマイスター協会員できのこマイスターでもある平林さんが製造しています。

そして平林産業さんの加工工場で取り扱う野菜は品質に徹底的にこだわっているだけでなく、工場見学をさせていただいた際には従業員の方々が食材を大切に扱われている様子がヒシヒシと伝わってきて何とも愛の溢れる現場でした。

そんな平林産業さんの「えのき氷」、気になる方は以下のサイトでチェックしてみてくださいね。

平林産業株式会社
http://www.farm-to-kitchen.co.jp/


<お知らせ>
2020年12月15日18時よりYouTubuにてウェルネスとテレワーク、そして「休む」ということをテーマに「医」と「食」の側面から対談を行います。以下のリンクからご視聴いただけます。

https://www.youtube.com/c/venusnet_chino/videos


さて今回は旨味たっぷりのえのきだけを使った自家製なめたけのレシピをご紹介します。

自生のえのきだけは今が旬ですが、残念ながら市場にはなかなか出回らないので通年手に入る栽培えのきだけで作っていきましょう。

【材料】

えのきだけ 400g
醤油 70cc
みりん 70cc
水 100cc
出汁昆布 3g

【作り方】

1.えのきだけの汚れを取り除きます。洗うと旨味が逃げてしまうので手で取り除くか濡らして固く絞ったキッチンペーパーなどで行うこと。
2.石突きの部分を切り落とし長さを2等分に切ります。(お好みで1〜2cm幅にカットしても良い)
3.鍋に水と調味料を合わせえのきだけをしっかりとほぐして加えます。
4.煮る前の状態。
5.中火にかけて
6.時々木べら等で混ぜながら沸騰したら弱火にします。
7. 絶えず木べらでゆっくりと混ぜながら5〜6分コトコトと煮ます。
8.煮上がりの状態。
9.後に出汁昆布を加えて
10.一晩おいて完成です。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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