暮らしに役立つ、知恵がある。

 

無機質なバッグを自分らしく。タッセル飾りの作り方。

日常使いのアイテムを、身近なもので自分らしい表情に変える手仕事の楽しさ。モデルの松本孝美さんが教えてくれました。

撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・小澤実和 文・板倉みきこ

無機質なバッグを自分らしく。タッセル飾りの作り方。

手芸やリメイクが大好きなモデルの松本孝美さん。インスタグラムや雑誌の連載などにアップした自作のアイテムは、作り方は簡単なのに、甘さ控えめで大人のさじ加減が絶妙な、暮らしをすてきに彩るものばかり。

「売られているものは、自分の好みにドンピシャということはないですし、遊び心があるものが好きなので、手仕事を加えたくなるんです。思いついたものが形になるのがうれしいし、作ったものには愛着が湧きますよね」

不器用な人には程遠い趣味、と思うなかれ。松本さんの作り方は、実に自由で楽しげだ。

「糸で留められないなら接着剤でつけちゃえ、というほど簡単な作りのものが多いんです。今日着ているセーターの肩飾りは、YouTubeで編み方がアップされているのを見て作ったんですが、最後の糸の始末はこんな感じでいいか、と自分流に適当に仕上げました」

今回は、切って貼る、巻きつけるなど簡単な手芸レベルながら、気分が上がる5つのアイデアを紹介してもらった。

  • お話を伺ったのは

    松本孝美 さん (まつもと・たかみ)

    モデル

    ファッション誌や広告で活躍。近著に雑誌『HERS』での4年間の連載をまとめた『暮らし彩る「大人のままごと」』(光文社)が。Instagram:@t_mimi1414

『クロワッサン』1031号より

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