くらし

『クィア・アイ』のジョナサンとZOOMをする日が来るなんて!【雑誌こぼれ話スペシャル】

11月25日発売のクロワッサン1034号、人気連載「本を読んで、会いたくなって。」に、Netflixの人気リアリティー番組『クィア・アイ』の美容担当として活躍中のジョナサン・ヴァン・ネスさんが登場! オンライン取材の模様を特別にクロワッサン オンラインでもお届けします。
  • 撮影(本):黒川ひろみ 通訳:小澤身和子

コロナ禍で、世界は遠くになりにけり……。
なんて思っていた2020年。しかしやっぱり世界は近いかもしれません。

以前、クロワッサンオンライン内にてNetflixの好きな作品を語り合う企画を開催。その際メンバーと大盛り上がりした作品のひとつが、『クィア・アイ』。
(その盛り上がりの模様はこちらから⇒https://croissant-online.jp/life/123486/)
ファッション、美容、料理、インテリア、カルチャー(メンタル面のサポート)のスペシャリストでゲイの5人組、“ファブ5”がいわゆるイケてない人たちの人生をよりよくするためのアドバイスをして変身させるリアリティ番組です。

その中の1人、チャーミングな笑顔と素直な感情表現で人気の美容担当・ジョナサン・ヴァン・ネスさんの著書、『どんなわたしも愛してる』(訳・安達 眞弓)が2020年9月4日に待望の日本語訳が刊行。一ファンとしてとっても楽しみにしていました。

そんな時に、「ジョナサンに取材できるかも」という一報が。
クロワッサンの連載「本を読んで、会いたくなって。」にて、(ダメ元で)取材依頼をしたところ、なんとまさかの快諾! 今どきらしく、ZOOMを使ったオンライン取材が実現したんです!

『どんなわたしも愛してる』

Netflixの人気番組『クィア・アイ』のメインキャストのひとり、ジョナサン・ヴァン・ネス。笑顔が素敵な彼の裏には過酷な半生があった。アメリカの保守的な町で生まれたゲイの少年は、偏見や差別、嘲笑の的に。トラウマを抱えながらも、アメリカン・ドリームを叶えるまでを描いたエッセイ。

集英社 2,400円

ジョナサンがZOOMの画面に現れた瞬間、全員「キャー! 」と黄色い歓声をあげてしまうほど、画面越しからもハッピーオーラが。

本誌1034号では、辛い過去を語ることにした理由や、ジョナサンの口癖までを紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。

オンラインでも特別に取材させていただけることになり、聞いてみたいことは山ほど!
中でも番組で依頼者に対峙すると、「あなたのここが素敵でゴージャス!」とその人の長所をひと目で見抜き、そしてより素敵な人になるための的確なアドバイスをするところに感銘を受け、私もその秘訣を知りたいと質問。
大きな美しい目をくるくるさせながら、

「どうしてだろう……(笑)。自然に分かってしまうの。
多くの人は何が美しく素敵なのかを理解することに慣れていないし、それを知るためにはトレーニングが少し不足しているのではないかと思う。
私は12年、週5回美容師としてお客さまがどうしたら美しくなるかを考えてきた。それがトレーニングに繋がっていたのかも。」

著書の中で、美容師という職業に向き合ってきたことが描かれていますが、その事が裏打ちされた回答にプロフェッショナルなジョナサンを垣間みたような気がしました。

ZOOM取材ならではの嬉しいハプニング。なんと猫のLarryも取材に参加!

テレビではいつもポジティブで明るいジョナサン。
本の中では、過去に受けた性差別などのトラウマから、依存症に走ってしまったりと辛い過去も赤裸々に明かし、ファンを驚かせています。しかし、美容師としてのステップアップやテレビ出演、さらには『クィア・アイ』でファブ5へ仲間入りをするなど、自分で新たな道を切り拓くたくましい一面も。

暗い過去があると、新しいコミュニティへ入るにはかなりの勇気が必要。それは多くの人が抱える悩みのひとつだと思いますが、ジョナサンに一歩前へ踏み出す、勇気をもらえるアドバイスはあるかと尋ねてみました。

「今の話を聞いて思ったのは、情熱を持つ事!
私は新しいコミュニティに入るとき、自分の好きなことを話せる人をまず探すの。フィギュアスケート、新体操が大好きで、最近はガーデニングにハマっちゃって。そして学ぶことにとても意欲的な人間。
新しいコミュニティに入ることをためらう理由に、人から否定や拒絶をされるんではないか、なんか変なことを言ってしまうんではないかと思うと恐怖に感じてしまう人が多いと思う。

でも自分の好きなことに情熱を持っていれば、その恐怖をカバーする事ができるはず!」

最後まで丁寧に対応してくれたジョナサン。話している時は茶目っけたっぷりに表情豊か! 見ているだけでこちらも笑顔に。しかし日本語訳をしている時は、こちらの様子を頷きながら見つめているんです。「こんなに大きな心で話を聞いてくれて嬉しい」と、たくさんの通訳をこなしている小澤さんも感動していました。最後は「ありがとうございます〜」と日本語で挨拶。Thank You!!

今まで飛行機に乗れば世界中のどこへでも行けると思っていたことが、それが一変してしまった今年。
この変化を受け入れていかねばと思っていた最中でしたが、この状況になってしまったからこそ叶ったかもしれない今回の取材。

別媒体も含めて1時間ほど質問に応じてくれたジョナサン。
「ジョナサンから受けた愛情を誰かに話たいし、シェアしたい」という言葉が取材チームから飛び出すほど、私たちの話に耳を傾け、番組で見るのと同じように自分の意見を身振り手振りを交えて語り、画面越しなのに、まるでその場にいるかのような錯覚に陥るほど、愛情深く私たちに接してくれました。

取材後も猫を抱いていたのではないかと思うほど、お腹の部分が優しく温かくなったインタビュー。
自分や誰かを優しくしたり、新しいチャレンジをすることに前向きになれない混沌としたご時世ですが、『クィア・アイ』を見たり、本を読むことで、少しでも活力になるかもしれません。
これからもジョナサンの活躍を応援し続けます!

11月25日発売『クロワッサン』
「最新版・家の“清潔”の正解。 掃除、消毒の新常識!」

いま、身の回りを清潔に保つことに多くの人が関心を寄せています。体を育み、休ませる住まいこそ、例年以上にクリーンにしたいもの。
巷には様々な情報が溢れているけれど、本当に行うべき内容は実はとてもシンプル。最新知識を身につけ、掃除&消毒術をアップデート。

ジョナサン・ヴァン・ネス

ジョナサン・ヴァン・ネス

アメリカ、イリノイ州生まれ。ヘアスタイリスト、テレビタレント。NYとLAで美容師として働きながら、web配信番組『ゲイ・オブ・スローンズ』で芸能活動をスタート。Netflixのリアリティ・ショー『クィア・アイ』のオーディションに合格し、世界中から注目を集めるセレブリティに。

写真:(C)Matt Monath

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。