くらし

【和田裕美のお悩み相談】就職活動中ですがやりたい仕事が見つかりません。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は志望企業が見つからない学生からの相談です。

<お悩み>

志望企業が無く、悩んでいます。私は 2022年卒の学生で、現在就職活動中です。 自分のやりたい仕事が見つけられていません。業界研究、自己分析などをすればいいと大学や就活サイトでは言われますが、いまいち上手く探せません。 インターンにもいくつか参加しています。参加すれば、それなりに「この職種楽しそうだな」などは思うのですが、手あたり次第業界研究をしたりインターンにいっても、膨大な数がある企業のなかから自分の本当にやりたい仕事を見つける自信がありません。 なにかやりたい仕事を見つけるときに初めにやるといいことがあれば教えていただけないでしょうか。ご意見いただけますと嬉しいです。

(あしなが/男性/学生)

和田裕美さんの回答

あしながさん質問ありがとうございます。
あしながさんよりだいぶ人生の先輩である私から
生きてきた結果の話をするとですね…
実は“やりたいこと”は最初から降ってきたり
目の前にやってくるものじゃなくて
何かをやりながら
「あ、これ好きかも」って見つけていくものなんです。

食べ続けてみたら
「あんがい美味しい」と思うものってないですか?
もしくは
そんなに好きじゃなかったけど、付き合ってみたら
どんどん好きになってしまうとか。

もちろん、最初からやりたいことが決まっている人もいます。
ご両親がお医者さんだからお医者さんになりたい
ご両親がピアニストだからから自分も音楽をやりたい、とか
藤井棋士のように5歳から将棋にはまる、など
身近に環境があったりする人です。
でもそんな人はごく一部。
ご両親がサラリーマンでその仕事がどういうものかを
知らないで育った人のほうが世の中多いし
親が農業ですごく大変そうだから
「農家だけは嫌」という人もいて
大半の人は「やりたいことがみつからない」のです。
ましてや、その仕事が自分に向いてるのかは
まだ大学生ではほとんどの人が見えないはずです。

だから焦らず、いろんな企業さんを見て
そこで働く人が素敵だったり楽しそうな場所を候補にするなど
「なにをしたいか?」よりも
「どんな環境で働きたいか?」から選んでみるのも
いいと思います。

楽しい環境だとどんどん好きになって
「これ天職かも!」と発見できる可能性が高いです。

ちなみに私は営業なんて全くやりたくありませんでした(笑)。
たまたま見た求人の
外資系フルコミッション営業が
なんだかすごい稼げそうだったので
ついついお金に目が眩んで…
ふらっと入ってしまったんです。
けれど一生懸命やればやるほど、その面白さを知って
これって天職かも…と思えるようになったんです。
そしてそこで学んだことを生かして
今では本をたくさん書いています。

人生は「やってみないとわからない」ことだらけです。
そして一回の人生で世界中にあるすべての仕事に就くことは
不可能です。
だから目の前にやってきた「ご縁」を大事にして
それをやってみる。

あ、ご縁はあなたの近くにも転がっていますよ。
好きなお菓子や好きなゲームのメーカー、
よく乗る電車、使っている通信機器、
よくいく牛丼屋、履いているスニーカー…
なぜ、それを選んだ?なぜそれが好き?
そんなことを考えるだけでも興味の幅が広がります。

焦らないでください。
わくわくした未来が待っています。
そのためには
どんなことでも笑顔で楽しくやること。
そうしたらやっているうちに出会えます。

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『稼げる技術』(ダイヤモンド社)、『タカラモノ』(双葉文庫)など。
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