くらし

【和田裕美のお悩み相談】お金の使い方にセンスがありません。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は節約をしすぎてしまう女性からの相談です。

<お悩み>

上手なお金の使い方をしたいです。私は実家が貧乏だったこともあり、お金を自由に使うデビューが人より遅かったという劣等感があります。だから、自分でお金を稼ぐようになって、自由にお金を使えるのは嬉しいのですが、センスのいいお金の使い方をしているとは思えません。財布の紐が固すぎるのです。

最近嫌だったのでは、自分ではそんなに変な格好をしているとは思っていなかったのですが、人から立て続けに服装のことを指摘されたこと。「もっといい服着たら?」といったような感じです。悪気はないようですが傷つきました。

引っ越しもお金がかかるから10年同じアパートに住んでいます。もっとお金を使うときは使う、という意識で生きてこれたら今より人間関係も充実していたように思うのです。そして、人生経験も豊富であったのではないかとも。

貯めようと思いすぎた私はつまらない人間になってしまったようです。どうしたら無理せずセンスのいいお金の使い方をできるでしょうか。

(トロント/女性/32歳。不動産の営業をしています。)

和田裕美さんの回答

トロントさん質問ありがとうございます。

お金の使い方は
どうしても親から影響受けてしまうんですね。
だから今
トロントさんが節約して生きてらっしゃるのはきっと
お父さんやお母さんから受け継いだ大事な財産だと思います。
そして、節約ができるなんて
お金がなかなか貯められない人からしたら
すごく羨ましい大事なスキルです。
そこには自信を持ってください。

さて、その上で
ちょっとお金を楽しく使ってみましょうか?

ベースがしっかりしているので
散財することなく
本当にいいものや欲しいもの
または手にするだけでわくわくするものがあったら
自分のためにお金を使ってみてください。

わたしはエルメスのペンケースを使っているのですが
これけっこうお高いんです。
でも長持ちするので
もう5年以上使っています。
なにより見たり触れたりするたびに
テンションが上がるので
お値段以上にわたしにとっては価値があるんです。

もしトロントさんにそんなふうな
「自分がハッピーになれるもの」があれば
迷わず買いです。

お金はそうやって使ってあげると
生かされるのです
おいしいものを食べたり素敵なお洋服を来たり
ワクワクするような家に住んだりすることは
何よりもトロントさんが自分自身を大事にすること。

それは決して贅沢ではなく
自分を大切にしていると言うことになります。

お金は使えばなくなりますが
そこで得た経験のプライスレスな価値は疑いようがありません。
おいしいものを多く食べると
「こんな味作ってみたい!」と発想が広がるし
おしゃれをすれば人からの評価も変わり、
当然営業結果だって変わってきます。
お金を使って
自分の経験を増やし、自分の言葉を増やすんです。

あと、トロントさんは不動産の営業されているそうですが
ご自身が良いところに住んでいれば
実感として、いかに住まいが大事かということを
セールストークとして使えるのではありませんか?
いいところに住むと自分の心が豊かになって
もっともっとお金を稼ぎたくなるのではありませんか?

そうすることでさらにお金の循環が良くなります!

それにすべての人が節約して貯金をすれば
経済は悪化しますよね?
トロントさんが使うお金によって
豊かになる人も増えて、世界が潤ってきます。

なのでお金を使うことは
誰かを豊かにすることなんです。
お金を使うことに罪悪感を持たず
素晴らしいと思ってくださいね。

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『稼げる技術』(ダイヤモンド社)、『タカラモノ』(双葉文庫)など。
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