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スキンケアからデリケートゾーンまで。女性目線の防災お役立ちアイテム。

実際に震災を体験したり、被災地で救助活動に取り組む人に聞いて、女性のための必需品をジャンル別に厳選しました。

撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり

「ペットボトル キャップシャワー」 のススメ

辻さんがいつも持ち歩いているのは「穴を開けたペットボトルのキャップ」。水を入れたペットボトルに装着すれば、簡易シャワーになる。

「災害時でライフラインが止まり、水が使えなくなると、入浴できない日が続きます。体は水拭きすればいいけれど、悩ましいのがデリケートゾーンです。ここだけは洗い流さないとサッパリとしません。そこで役立つのがペットボトルシャワー。少しの水できれいに洗えます」

作り方は簡単。ペットボトルのキャップにキリや千枚通しなどで、10カ所ぐらい穴を開けるだけ。

「同じ500mlのペットボトルでもキャップのサイズが違っていたりします。同じ規格ではないんです。私は大手メーカーのキャップをいくつか保存袋に入れて携行しています」

デリケートゾーンを清潔に保つことは、膀胱炎などの感染症予防にも。ほかの部分もピンポイントで洗えるのでいろいろ活用できる。

穴を開けたキャップを水の入ったペットボトルに付ければ簡易シャワーに。キャップのサイズが違うので数種類を用意しよう。
穴を開けたキャップを水の入ったペットボトルに付ければ簡易シャワーに。キャップのサイズが違うので数種類を用意しよう。

[お役立ちアイテム]デリケートゾーンケア

かぶれやすく、ムレやすい。下着を替えられない時の秘策。

パンティライナー

オーガニックコットンライナー 40個入り298円※編集部調べ(コットン・ラボお客様相談室 TEL.0893-25-5141)
オーガニックコットンライナー 40個入り298円※編集部調べ(コットン・ラボお客様相談室 TEL.0893-25-5141)

「避難所では下着を替えるのが難しくパンティライナーは必携です。これは無農薬有機栽培のオーガニックコットン使用で肌当たりがいいですね」(澁川さん)。

生理用ナプキン

センターインコンパクト1/2 〈多い昼〜ふつうの日用〉 22個入り 328円※編集部調べ(ユニ・チャームお客様相談センター TEL.0120-423-001)
センターインコンパクト1/2 〈多い昼〜ふつうの日用〉 22個入り 328円※編集部調べ(ユニ・チャームお客様相談センター TEL.0120-423-001)

「個包装のデザインが可愛い『ソフィ センターインコンパクト1/2』は、期間限定商品も出て気分が上がります」(辻さん)。

洗浄シート

サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプノーマルスキン 16枚 400円(ビルボックスジャパン TEL.03-6804-2922)
サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプノーマルスキン 16枚 400円(ビルボックスジャパン TEL.03-6804-2922)

「この製品はアルコールフリーで弱酸性、保湿成分も配合されているんです。個包装なので携帯に便利ですね。拭くとさっぱりします」(澁川さん)。

お尻ふき&ウエットティッシュ

スキンケアからデリケートゾーンまで。女性目線の防災お役立ちアイテム。

「洗浄シートがなければ、赤ちゃんのお尻ふきやアルコールフリーのウエットティッシュを使うといいですね。アルコール配合のものと違ってヒリヒリせず、肌にとてもやさしいです」(松田さん)

湿疹軟膏

スキンケアからデリケートゾーンまで。女性目線の防災お役立ちアイテム。

「デリケートゾーンはどうしてもムレたり、かぶれやすくなってしまうので、女性用のかゆみ止め軟膏があると心強い。虫刺されや湿疹、あせもなどにも効くので用途は広いです」(松田さん)

解熱鎮痛剤

スキンケアからデリケートゾーンまで。女性目線の防災お役立ちアイテム。

「私が携行しているのはアセトアミノフェンを有効成分とする痛み止め・熱さましの効果があるもので、医薬品では『カロナール』、市販薬では『タイレノールA』として売られています」(辻さん)

[お役立ちアイテム]ヘアケア

洗髪できなくても、 快適に過ごすために。

ドライシャンプー

ダイアンパーフェクトビューティードライシャンプー フレッシュシトラスペアの香り 40g 968円※編集部調べ(ネイチャーラボお客さま相談室 TEL.0120-112-285)
ダイアンパーフェクトビューティードライシャンプー フレッシュシトラスペアの香り 40g 968円※編集部調べ(ネイチャーラボお客さま相談室 TEL.0120-112-285)

「いまイチオシはこれです。気になるにおいや汚れ、ベタつきもスッキリ取れて爽快です」(辻さん)。

バンダナ・ヘアゴム

スキンケアからデリケートゾーンまで。女性目線の防災お役立ちアイテム。

「被災したときは洗髪できなかったのでヘアゴムで髪をまとめて、外出時はバンダナをしていました。どうしても髪はベタつくし、においがちなので人前ではこざっぱりするように心がけました」(澁川さん)

『クロワッサン』1028号より

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