熱したごま油をジュっとかけて。鶏むね肉とねぎのそうめん【重信初江さんのレシピ】。
撮影・青木和義
鶏むね肉とねぎのそうめん
熱したごま油としょうゆの旨味が決め手。
【材料(2人分)】
そうめん4束(200g)
鶏むね肉1枚(250g)
A[酒大さじ1 塩少々]
万能ねぎ50g
花椒適量
ごま油大さじ1
しょうゆ大さじ1
【作り方】
1.鶏むね肉を、フォークでまんべんなく20カ所ほど刺して耐熱皿にのせ、Aをからめる。ラップをして600Wの電子レンジで5分加熱し、そのまま冷ます。
2.鶏肉を太めに割き、皮は太めの千切りに。
3.そうめんは表示どおり茹でてザルにあげ、流水でもみ洗いしてぬめりを取り、水気をよく切る。
4.器に3を敷き、万能ねぎの小口切り、2の順に盛り、花椒をかける。
5.フライパンにごま油を煙が出るくらいまで熱し、4にかける。しょうゆを回しかけ、よく混ぜていただく。
「暑い日にはそうめんが助かります。茹で時間も短いものが多いし、喉越しのいいそうめんは食が細る時季の強い味方です」と料理研究家の重信初江さん。一方でそうめん一食で食事を済ませてしまっては炭水化物に栄養が偏るので、注意が必要とも。
「豆類、薄切りの豚肉、ツナなどでタンパク質をプラス。さらに野菜も加えるようにすれば、副菜を用意しなくても栄養バランスは整います。暑くて食欲がわかなければ、香りのいいものや辛味を取り入れるのが効果的ですね」
冷房で体を冷やしがちな夏には、時には熱いそうめんを食べるのもいいもの。茹ですぎて残ったそうめんは冷蔵して、翌日にアレンジしてみて。
重信初江(しげのぶ・はつえ)さん●料理研究家。テレビや雑誌で活躍中。初心者でも簡単に作れるレシピが人気。家庭料理から本格的な海外の料理まで幅広く研究している。
『クロワッサン』1024号より
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