もう試してみた? 作り手と食べ手を賢くつなぐ、フードシェアリング。
“もったいない”を合言葉に、食品ロス削減のさまざまな試みが広まりつつある今、“無駄なくおいしくお得”な情報を集めました。
撮影・黒川ひろみ
最近徐々に浸透しつつある、「フードシェアリング」という単語。簡単にいうと、余って困った食品を抱える飲食店や小売業者と、おいしものをよりお得に手にしたい消費者を結ぶサービスである。
始まりは’16年、余った食品が廃棄される前に消費者とつなげるマッチングサービスを、デンマークで学生らが立ち上げた。アプリを通して、廃棄されそうになっている食品を消費者がチェック、それを閉店前にお得な価格で購入できるという仕組みだ。今やヨーロッパ11カ国が参加し、750万人のユーザーを抱える規模に。日本でも同様のサービスや、定額料金でお得に店舗で食事ができるサブスクリプション型も広まりつつある。
一方、賞味期限が近い、形がよくないといった規格外品を扱うネット通販も。お得な価格設定に加え、購入額の一部が社会活動団体や発展途上国へ自動的に寄付されるようになっているものが多い。買うだけで社会貢献にも自然と参加できてしまうのだ。
いずれ、消費者にとってはお得に、そして手軽に食品ロス削減の対策になる、賢くもおいしいサービス。利用してみない手はない!
スマホでさっと検索しておいしい一品をゲット。
FOOD PASSPORT
外食派にオススメ。おまかせメニューを 定額でお得に食べる。
TABETE
近場で出たら即予約、余ってしまった品を 手頃に単品購入。
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