なんと、毎晩、台所掃除の最後にしているのが、換気扇の水拭き。「ほうっておくと『どんより』してしまうところなので、毎日こまめに。水を含ませたぞうきんを固く絞ってこするだけできれいになりますよ」。それでも落ちないときは、アルカリ電解水をスプレーしてしばらく置いておき、油汚れを浮かせてから拭き取る。
くらし
【ワタナベマキさん】家がきれいな人の毎日の習慣。
- 撮影・小林キユウ 文・室田元美
[習慣-8]台所掃除の仕上げは換気扇を「水拭き」。
[習慣-9]洗剤は必要なし、「タワシ」でぬめりを拭う。
「優秀なんですよ、タワシって。洗剤なしでもたいていのぬめりを落とせるし、手になじむのも好き」。ハイテクのクロスなども出回っているご時世に、昔ながらのシュロや豚毛のタワシやブラシをいろいろな用途に合わせて使い分けているマキさん。水筒も、鍋も、野菜もタワシを使ってゴシゴシ。ちびていくほどに愛着も増すのだそう。
[習慣-10]「トイレットペーパー」でさっとひと拭き、ふた拭き。
「どんよりゾーン」の代表、トイレ掃除も毎朝の日課。便器の中を洗うとき以外は洗剤を使わず、アルカリ電解水のスプレーですべてきれいにしている。上から下に汚れを落としていくのが王道。最初に鏡や手洗いの汚れを拭き取り、続いてトイレの蓋、便座、最後に床も拭いて、ピカピカに。「安心してお客さまを迎えられます」
ワタナベマキさん●料理家。雑誌や広告などで活躍。旬の食材を生かし、家庭でおいしく食べられる料理を紹介。『整える、調える。料理、掃除・片づけも少しずつ』(KADOKAWA)ほか著書多数。最新刊は『発酵野菜があればおいしいごはん』(グラフィック社)。
『クロワッサン』1011号より
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
人気記事ランキング
- 最新
- 週間
- 月間