くらし

【クリス-ウェブ 佳子さん】家がきれいな人の毎日の習慣。

  • 撮影・青木和義 ヘア&メイク・室橋佑紀 文・室田元美

[習慣-8]子どもの洗濯物は浴室乾燥後、「朝食前に畳んで」テーブルに。

子どもが成長したら、衣服の保管はそれぞれに任せる。「子どもの洗濯物は浴室乾燥機で乾かしますが、朝食前には取りこんで畳み、子どもたちが朝ごはんを食べる時、目に入るようキッチンテーブルの上に置いておきます。子どもたちの部屋からも直結しているので」。自分でできることは自分で。家事も家族で上手にシェア。

ソックスの畳み方をひと工夫。「左右合わせてクルリと丸めると、片方の履き口が伸びてしまうので、二つ折りにして収納を」。
浴室乾燥機で乾かした子どもたちの洗濯物は、朝に畳んでテーブルに置いておく。

[習慣-9]クローゼットはアイテムごとに並べて。

佳子さんのクローゼットは、アイテムごとの配置になっている。「仕事や旅行で冬に南国へ行くこともあるので、夏服、冬服というように季節で分けられないんです」。アイテムごと、その中でも同色、同系色のものを並べてかければ、取り出しやすくコーディネートにも便利。さらに細身のハンガーを使って収納もすっきり。

寝室に2カ所あるクローゼットのひとつ。季節ではなくアイテムごとに分けた収納になっている。
玄関の収納。コートなど出かけるときに着るものをここへ。靴は箱に入れるとわからなくなるので、そのまま「陳列」する。
【おすすめ便利グッズ】スリムなハンガーで すっきり収納。幅を取らず洋服が形崩れしないハンガーが重宝。写真上は、マワハンガー 10本セット 8,250円(編集部調べ)。下は、パンツが滑り落ちないタイプで、お気に入り。

[習慣-10]家のあちこちで見つかる小物は、「一時預かり所」へ。

「共有のスペースに私物を置きっぱなしにしない」「床にはものを置かない」などのルールを家族で共有している佳子さん。それでも携帯の充電コードやアクセサリーなどを子どもたちがあちこちに置き忘れることも。「洗濯機の上に小さなトレイを置いて、そこを『一時預かり所』にしているんです。探す手間も省けますね」

小物もテーブルの上に出しっぱなしのままだとゴチャゴチャした印象に。携帯の充電コード、使ったあとの文房具など持ち主不明のものは、とりあえずトレイに「一時預かり」。見あたらないときはまずここを探すのも習慣に。

[習慣-11]子どものスニーカーは玄関の「1カ所に山盛り」。

片づけが趣味というほどだから、つい完璧にきれいにしたくなるところをあえてそうしない。「気軽に遊びにきてほしいので、いいかげんな所も残しているんです」。それが玄関のたたきに山盛りにされた子どもたちのスニーカー。たしかにたしかに、ほっとなごむ。くつろいでくださいね、と来客への小さな思いやりでもある。

玄関のドアを開けたところで、目に飛び込んでくるのが、大きな器に盛られた子どもたち愛用のスニーカー。靴箱にしまい込まず、あえて出しっぱなしの「見せる収納」にしている。にぎやかな笑い声が聞こえてきそう。

クリス-ウェブ 佳子(クリス-ウェブ よしこ)さん●モデル、パーソナリティ、コラムニスト。マルチな活動で多忙な日々を送る。趣味は「部屋の模様替え」で、さまざまなスタイルをミックスしたインテリアを楽しんでいる。15歳で女優の長女、14歳の次女、2人の娘と過ごす時間も大事にしている。

『クロワッサン』1011号より

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