カルチャー 三浦天紗子さんが薦める、フェミニズム文学の2作品。 読み応えある「フェミニズム文学」2冊を、本読みのプロが紹介します。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2020.01.23 撮影・黒川ひろみ 写真ギャラリー 三浦天紗子(みうら・あさこ)さん●ライター、 ブックカウンセラー。東京都生まれ。著書に『そろそろ産まなきゃ』(阪急コミュニケーションズ)、『震災離婚』(イースト・プレス)が。 『森があふれる』彩瀬まる 著 作家の夫に小説の題材として〝書かれる″ことで奪われ続けてきた妻の琉生はある日、大量の植物の種を飲んで発芽し、家をのみ込む森と化すーー2017年『くちなし』で直木賞候補になった著者の最新長編作品。河出書房新社 1,400円 『三つ編み』レティシア・コロンバニ 著 インドで不可触民(ダリット)として暮らすスミタ、イタリアの毛髪加工会社で働くジュリア、カナダで弁護士をするサラ。3人の女性の人生が〝髪″を通して交差する。本国フランスでは100万部を超えるベストセラーに。齋藤可津子 訳 早川書房 1,600円 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 『自分を励ます本』著者、マドモアゼル・愛さんインタビュー。「今の状況をよしとすれば幸せが訪れます」 『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』著者、関口涼子さんインタビュー。「ベイルートという街を描いた〝料理本〟です」 作家・翻訳家の西崎憲が気になる本、絹川柊佳著『歌集 短歌になりたい』。 広告 TAGS #この冬読みたい、心を満たす本。 #フェミニズム文学 #三浦天紗子 #本 #読書 #識者が薦める読み応えのある本 HOME くらし 三浦天紗子さんが薦める、フェミニズム文学の2作品。