ナガダユイさんの帆立缶レシピ。
忙しい毎日にこそ摂りたい栄養豊富な海の幸。そこで活用すべきは缶詰、乾物、干物。主食材は手やハサミで調理できて下処理いらず、生にはない凝縮された旨みも楽しめる。そんな保存食の、和洋幅広いレシピをフードコーディネーターのナガタユイさんに教えてもらいます。
撮影・柳原久子 イラストレーション・山本由実 文・大澤千穂
帆立と大根とセロリのサラダ
帆立缶の汁で具を和える、旨みたっぷりサラダ。セロリは茎だけでもいいけれど、葉も入れると一層パリパリとした歯ごたえに。
【材料（2〜3人分）】
帆立貝柱缶詰1缶（125g）、大根150g、セロリ1本、塩小さじ1、ブロッコリースプラウト1パック、レモン果汁小さじ2、白こしょう少々
【作り方】
1.大根は短冊切りに、セロリは斜め薄切りにして合わせる。塩を振り、しばらく置いてから水気を絞る。
2.ブロッコリースプラウトを半分に切る。
3.ボウルに1、帆立貝柱缶詰を汁ごと入れ、レモン果汁、白こしょうを加えて全体を混ぜる。5分ほど置いて味がなじんだら2を加えて混ぜ（トッピング用に少し残しておく）、余分な水分をきってから器に盛り、取り置いた2をのせる。
ナガタユイさん●フードコーディネーター。食品メーカーのメニュー開発などを経て、多方面で食の提案に携わる。近著に『卵とパンの組み立て方』（誠文堂新光社）。
『クロワッサン』1009号より
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