パックの刺身を締めて旨味をプラス。
スーパーで買ういつもの刺身をぐんとおいしくする調理法を料理家で寿司職人の野本やすゆきさんに教わります。
撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒
締めて、水分と臭みを抜き、旨みをプラス!
塩締めなら数十分、昆布締めでも数時間で、いつもの刺身が大満足のおいしさに。
ぜひともマスターしたい 白身魚の定番。【鯛の昆布締め】
【材料(作りやすい分量)】
鯛(刺身用)1さく(約160g) 昆布適量(写真は利尻昆布だが、産地はどこでもよい。幅や長さが足りなければ2枚重ねるなどして鯛の大きさに合わせる) 日本酒適量
【作り方】
1.キッチンペーパーを日本酒に浸し、昆布の表面をしっとりするくらい拭く。
2.昆布で鯛を上下に挟み、ラップフィルムで包む。
3.冷蔵庫で4〜5時間(好みで1晩程度)締める。
4.刺身で食べる際にはそぎ切りに。好みでわさびを添えて。時間が長いほど水分が抜けて食感がねっとりし、旨みが増す。
シンプルなのに、コクがある。昆布締め鯛のカルパッチョ
【材料(作りやすい分量)】
昆布締めにした鯛1さく 塩適量 オリーブオイル大さじ1と1/2 ルッコラ1/2把
【作り方】
1.昆布締めにした鯛を薄いそぎ切りにする。
2.塩を振り、オリーブオイルをかけ、ルッコラをちぎってのせる。
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