TOSHI-LOWさんに学ぶ、お弁当を楽しく作るための秘策とは。
お弁当は工夫次第で楽しみながら作れるもの。家族や自分のために作るTOSHI-LOWさんに、そのアイデアを聞きました。
撮影・柳原久子 文・今井 恵
トマトソースチキン弁当
鶏肉には塩で下味を。ゆで卵にもひと工夫。
1.トマトチキンのナポリタン
チキンソテーを子どもが食べやすいよう小さく刻み、トマトソースで和えてナポリタンにする。
2.紫キャベツのごまマヨ和え
紫キャベツをごま油2(オリーブオイルでも可能):マヨネーズ1と塩をひと振りでよく和える。
3.フジッリとトマトソースチキン
アルデンテに茹でたフジッリに、小さく切ったチキンソテーとトマトソースを混ぜてのせる。
4.チキンソテーのトマトソース和え
鶏もも肉を、皮目からパリッと焼き、トマトピューレとケチャップを同量で混ぜてソースに。
5.オクラ入りちくわ
塩をひとつまみ入れて茹でたオクラを、ちくわの穴に通し、食べやすい大きさにカット。
6.ゆで卵の飾り切り
ゆで卵にペティナイフでジグザグに切れ目を入れて白身を外し、黄身のないほうにプチトマトを。
空っぽの弁当箱が、俺と息子たちの会話です。
俺が弁当本を出したことで誤解されがちですが、我が家は妻(女優のりょうさん)が7、俺が3の割合で弁当を作っています。家族全員分の場合、同じ鶏肉を使っても各自の好みや、小さい次男には食べやすさを考えてアレンジします。弁当作りは息子との会話のつもりです。母親と子どもは会話がスムーズだけど、父親は気がつくと会話が減ってしまう。でも空っぽの弁当箱を受け取ると、言葉にされなくても「美味しかった。ありがとう」と感じられるんです。それが何よりの喜びです。
『クロワッサン』1007号より
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