くらし

食べて、遊んで、寛いで。大人の贅沢マカオ旅案内。

  • 撮影・黒川ひろみ 文・今井 恵

食の充実こそが旅の充実。スターシェフが名を連ねる、コラボレストランの数々。

旅の満足度は食事で決まるといっても過言ではない。これが2泊3日のショートトリップとなればなおさら。

モーフィアスには、世界的に名高いアラン・デュカス氏が手がける2軒のレストランがあるのも魅力。また中国各地の特徴的な料理を、シェフの斬新なアイデアで提供するフュージョン中華『Yi(イー)』。さらにアートのようなお菓子、ピエール・エルメのラウンジではスイーツのみならず、朝食メニューも楽しめる。ホテルの中だけですべて完結できるのもうれしい。

気取らずに楽しめる、バー&フレンチビストロ。

『Voyages by Alain Ducasse』 ボヤージュ バイ アラン・デュカス

左・シグネチャーカクテルの「This is my passion」(118MOP)、右・人気の「A ngel’s Share」(158MOP)。
切り口が美しいフレンチとロシアの宮廷料理の融合といわれる「サーモンのクーリビヤック」(408MOP)。
ボリューム満点の「ニソワーズサラダ」(228MOP)。

食事の前の1杯に、またランチやアフタヌーンティーも楽しめる、アラン・デュカスのオールデイダイニング。ゆったりしたバースペースでオリジナルカクテルを、テーブルではフレンチの定番料理が気軽に味わえる。

中国各地の伝統的な料理が、革新的な味で並ぶワクワク感。

『Yi』 天頤(イー)

マカオの新鮮素材と世界各地から集めた極上の素材を使う。シグネチャー料理を含む8品のおまかせメニュー(1888MOP〜)。
龍の鱗をイメージした半円ドームスペースに2卓ずつなので、プライベート感がある。

厳選した素材を使い、中国各地それぞれの地方の料理の手法を取り入れた8品が登場するおまかせコース。ひと口ごとにテーブル全員が顔を見合わせる美味しさ。ソムリエが選ぶティーペアリングも、料理をさらに引き立てる。

至極のスイーツの競演。 エルメ初のアジアメニューも!

『Pierre Hermé Lounge』 ピエール・エルメ ラウンジ

エルメのスイーツがひと口サイズでズラリと並ぶ、「7つのアソートプチフール」(178 MOP)。
ロビーの一角にあるラウンジもザハのデザインによるもの。
「モーフィアス ゴールド」(148MOP)は、ゴールドのチョコプレートを木のハンマーで崩し、中のガナッシュやアイスクリームとざくざく混ぜていただく。。
アクションも楽しい名物スイーツ。

朝8時からの朝食には、大人気のクロワッサンからエルメならではの鉄火丼までいただける。もちろん人気はサロン・ド・テ。定番の人気メニューであるイスパハンをはじめとするスイーツやお茶、さらにカクテルなども充実。

ミシュラン2つ星の味を、とことん堪能したい。

『Alain Ducasse at Morpheus』 アラン・デュカス アット モーフィアス

人気のデザートは、アイスクリームやムース、チョコレートソースなどが混ざり合う「パリの工場から届いたコーヒーとチョコレート」(188MOP)。
写真のテーブル席のほか、1日1組限定のシェフズテーブルも。

ミシュラン香港マカオ2019で2つ星を獲得したフレンチレストラン。極上のサービスとテーブルセッティングで日常を忘れ、アラン・デュカスがマカオや中国の料理にインスパイアを受けた、ここでしか食べられないフレンチを堪能。

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