誰もが気軽に楽しめる! 落語入門Q&A。
芸術の秋、気になる映画や展覧会、あるいはコンサートも多いはず。各分野の“目利き”におすすめ作品やアーティストを聞くとともに日本の伝統芸能、落語の魅力を紹介します!
撮影・岩本慶三、中島慶子 文・一澤ひらり
Q.どんな落語家を観にいくのがいい?
A.落語好きの知り合いなどに連れていってもらっては。
「いまの落語界には東西合わせて、1000人近い噺家がいます。これは江戸時代以降最多と言われていて、実力のある魅力的な噺家がキラ星のごとく大勢います」
では誰の噺を聴きに行くか? アプローチの方法はいくつもあるという。
「まずは寄席に行って、入れ替わり出演する噺家さんから面白いと思う人を見つけることから始めてみては。また、雑誌やテレビによく出る噺家さんは注目株、一聴の価値はあります。手っ取り早くいま一番脂の乗っている噺家さんを聴きたいなら、落語好きの知人に頼りましょう。オススメの会を一緒に聴きに行けば間違いないですね」
そこで佐藤さんにいま聴いておくべき注目の落語家を教えてもらった。
佐藤さんオススメ 若手真打
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