「忙しい時、おかずは買ってきてもいいけれど、汁物だけはだしをとって手作りに」がカツ代さんの教えであった。台所から家じゅうに漂うだしのいい香り、口に含んだ時の旨味が家族の幸せな記憶に直結すると考えていたからだ。
「だしは昆布とかつお節があって、お湯が沸いたら1分でできる。こんなに簡単で、人を幸せにできるレシピはないですね。少量でもぜひ手作りして」(料理研究家の本田明子さん)
「忙しい時、おかずは買ってきてもいいけれど、汁物だけはだしをとって手作りに」がカツ代さんの教えであった。台所から家じゅうに漂うだしのいい香り、口に含んだ時の旨味が家族の幸せな記憶に直結すると考えていたからだ。
「だしは昆布とかつお節があって、お湯が沸いたら1分でできる。こんなに簡単で、人を幸せにできるレシピはないですね。少量でもぜひ手作りして」(料理研究家の本田明子さん)
【材料(2人分)】
だし汁2と1/2カップ 酒小さじ1 塩小さじ1/4 醤油小さじ1/2 水溶き片栗粉[片栗粉小さじ1/2 水小さじ1/2] 卵1個 おろし生姜適量
【作り方】
1.だし汁を煮立て、酒、塩、醤油で味を調える。
2.水溶き片栗粉を回し入れてサッと混ぜる。
3.汁がフツフツと沸いたら、お玉でゆっくり3〜4回かき回し、汁が回転してきたら、溶きほぐした卵を細くゆっくりと流し入れる。卵がふわりと浮いて、固まりかけたら蓋をして火を止める。
4.椀に注ぎ、おろし生姜をのせる。
『クロワッサン』1005号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。