くらし

【後編】いる・いらないを3秒で決断!1日30分から始められる整理術。

本間朝子さん考案、シートの上にものを置きながら、いる・いらないに仕分けるだけの簡単整理法。読者にも実践してもらいました。
  • 撮影・土佐麻理子 文・板倉ミキコ

ものを処分するのが苦手な読者が体験。

『本間式 置くだけ片づけ』の付録シートを広げて説明。「仕分けと言っても、難しい作業はありません。シートを広げ、1つずつ、該当する場所にものを置いていくだけです」(本間さん)

前編はこちら。

今回片づけが苦手な読者を代表して、4人家族でマンションに暮らす山本里佳さんが、本間さんの指導の下、自宅の気になる箇所を整理することに。

「二人の子どもが成長してものが増えてきたので、収納スペースをリフォームしようと考えていたんです。でも、ものを捨てることに罪悪感を持つタイプなので、実は必要ないものまで持っていそう……。この機会に見直したいです」(山本さん)

「リフォームしなくてよかった(笑)。ものの現状を把握する前にリフォームしてしまったら、片づかない状況がこの先も続いてしまいます。まずはご自身のものとの付き合い方をしっかり把握して、整理をしないといけません。年齢を重ねるにつれて体力は落ち、何かをするのを面倒に感じたり、判断力が低下したりします。今のうちに整理をしておけば、今後は整理収納に体力を使わず、出し入れしやすい家づくりができますよ」(本間さん)
 整理の原則は、入っているものを全部出し、仕分けしていくこと。早速、片づけシートを出して説明開始。いる(残すもの)、いらない(処分するもの)、迷う(すぐ処分せず保留するもの)と3種類のエリアに分かれたシートにものを置いていくだけなので、ゲーム感覚で楽しくできる。

「ものを出し、仕分けるというステップが確実に進むので、1カ所終わるごとに達成感が味わえます」(本間さん)

山本さんが今回挑戦するのは、洗面所の下の収納と押し入れ。そこで具体的な目標、減らす量を考えてもらった。

「洗面所は欲しいものがすぐ取れるように使いやすく。押し入れは夫の洋服が飛び出してしまっているので、全て収まるようにしたいですね」(山本さん)

「では、最初は取り掛かりやすい洗面所から。暮らしを変える第一歩を踏み出してください」(本間さん)

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