【2023年2月1日〜2023年7月31日・四緑木星の運勢】真木あかりの九星気学占い

【2023年2月1日〜7月31日までの運勢の流れ】
九星気学は旧暦を使用するため、2月の立春を1年のスタートと考えます。ここからの半年間、7月までの運勢を「上半期」として見てまいりましょう。2023年は癸卯(みずのとう)で、四緑木星の年です。甲乙丙丁……という一連の暦の区分を「十干」と言いますが、癸は十番目、最後の文字にあたります。10年という単位のひと区切りということで、何についても総括するような流れが出てくるのかもしれません。コロナ禍も一区切り、変革の流れも一区切り……そんななか、「次」が見えてきます。
四緑木星は「風」を象徴する星です。地上ではなく天空にあり、一定のところに留まることがありません。ただ、地に足のついた動きも重視すべきときであり、自分という軸をしっかり持った上で柔軟に物事に対処していくという流れが必要とされるでしょう。上半期はそうした成長期と言えそうです。
  • 文・真木あかり

四緑木星

総合運

培ったものを活かし、じっくりと育てていける時期が巡ってきています。これは上半期に限ったお話ではありませんが、2023年の幸運はどこかから偶然舞い込んでくるものではなく、「自分がすでに持っているものが引き寄せる」ということをぜひ、覚えておいてください。ですから、今の自分にはない、新しいものを「起死回生の一手!」とばかりに求めるようなことを考えると、活かせるポテンシャルは一部だけに留まるでしょう。それよりも「今、自分が持っているものをどう活かせるか」をベースに考えてみると、するすると運が動いていくはずです。 上半期のうちは、あなた自身が行動を起こすというよりも、周囲の人から受け取るもののほうが多いでしょう。人のオススメに従ったり、お誘いに応じるようにして力を尽くしたりと、上手にもらった話に乗っていけると素敵です。年の後半は能動的に頑張ってこそうまくいくので、上手にモードを使い分けていけるといいでしょう。特に3月、4月は積極的に周囲の力を借りられると素敵です。 なお、良くないとわかっていてもズルズル続けてしまっている習慣は、この時期にぜひ改善・見直しを。自分を守ることになるはずです。

対人運

人間関係の土台を作れるときですし、仕事もプライベートもいい人間関係があってこそ発展・進展が見られる時期です。総合運のところでも触れましたが、上半期は周囲の人から受け取るものが多いとき。チャンスや励ましや、ちょっとしたオススメなどがあなたの手のなかにもたらされるのです。だからこそ、ご縁の幅を広げていくのはとても大事なこと、現状の人間関係はもちろん大切にするとしても、積極的にさまざまな人と接して自分のフィールドを広げていくといいでしょう。 細かく拝見すると、2月は友人など懐かしいメンバーが再集結したり、グループに新しいメンバーが加わったりする暗示が出ています。人によっては親しい仲間が転勤で遠方に引っ越すなど物理的な距離が生まれる人もいそうなのですが、SNSでつながっておくことで今までとは違う付き合い方も可能になりそうです。 3月、4月は誤解されやすい時期なので、曖昧な物言いは避けたほうが良さそう。誤解という点では、あなたも誰かに対して、知らず知らずのうちに思い込みのフィルターをかけているかもしれません。「こんなふうに言うってことは、こうなのかな」などと思い込んだばかりに、見えなくなってしまうものもありそうです。

恋愛運

2月から4月までは前向きな受け身が功を奏すとき。5月から7月まではどんどん行動を起こしていくといい時期。今の状況と時期を重ね合わせて、自分らしく行動を起こしていけると素敵です。行動、と言われてすぐに具体的なことが頭に浮かぶ方はいいのですが、そうでない方もいらっしゃるでしょうか。 「こうしたい」というのは確かに胸のなかにあっても、それを叶えるための手段が見つからない。言ったら嫌われそうな気がする。いろいろ頑張ってみたけれど、もう疲れ果ててしまった──そういう時期だって、きっとありますね。強いて言うのであれば「しっかりする」とか「はっきりさせる」といった言葉が似合う時期です。 たとえば、「好きになってくれそうな人を探す」のではなく、自分が叶えたい幸せを明確に描く。たとえば、相手にビクビクしているのではなく、あなたを尊重してくれる人を選ぶ。そうした、「自分の幸せは自分が決める」という意識をぜひ、心がけていらしてください。 カップルは「溜め込まない」ことが大事な時期。秘密はあってOK、というか誰にも踏み込ませない自分のテリトリーはあったほうがいいわけですが、わざわざ隠さなければいけないようなことはしないこと。それは必ず、淀みにつながります。また、相手に対する不満や改善してほしい点は、我慢するよりも話し合ったほうがベターです。

金運

貯金はいい金運が巡ってくる源になりそう。といっても、ただ漫然と貯め込んでいてもモチベーションも運気も上がりません。「○○のために、いくら貯める」とはっきり目標設定をしてみるといいでしょう。目標は旅行でもお引っ越しでも、ショッピングでもOK。あなたが幸せと思えるものなら、なんだって大丈夫です。目標を決めることで、「今は貯金よりも、資格取得の教材代を払う」などと優先順位がつけやすくなります。それが、この時期の運を活かすポイントと思っておいてください。月別に見ると、3月は何かと物入りに。6月は安定しています。資産運用に関することで、いい情報が入ってくるかもしれません。

四緑木星の基本性格
木々が成長して枝葉を伸ばし、森となっていくように、「みんなとの関係」「みんなのなかの自分」を第一に考えるタイプの人。生真面目ですが物腰は柔らかで、その場にいる人を全員ほんわかとした癒やしで満たしていくようなところがあります。謙虚で相手を立てることが得意なので、目上の人から可愛がられることも多いでしょう。こうした調和を重視する原動力は、実は「誰にも嫌われたくない」という不安。それが強く出すぎてしまうと「人の言いなりになる」「自分の意見がないと思われる」といったネガティブな容姿に変わってしまうことがあります。本来の「調和」の力を活かすには、周囲の人の顔色を伺うばかりでなく、自分の存在や気持ちも尊重するという姿勢は、いつも持っていたいところです。それができるようになれば、人のためを思ってしたことが自分にも返ってくるなど、優しさや思いやりの循環が起こり始めます。試行錯誤した分だけ、生きやすくなっていくでしょう。

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