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肋間神経痛 (ろっかんしんけいつう)

原因と特徴

肋間神経痛は、肋骨付近の神経が刺激されることにより、痛みをともなう病気です。大きく分けて「原発性肋間神経痛」と「続発性肋間神経痛」の2タイプあり、原発性肋間神経痛はストレスの影響のほか、姿勢の悪さによって骨が神経を圧迫することも原因の一つです。続発性肋間神経痛は、骨折帯状疱疹などの外傷や病気によって発症します。症状としては、胸まわりのズキズキとした鋭い痛みが特徴であり、たいていの場合は体の左右どちらかに症状が出ます。タイミングとしては、咳やくしゃみ、深呼吸などで肋骨が動いたときに強い痛みが突発的に生じるケースが多いとされています。

治療

軽度から中度の場合、鎮痛剤や内服薬、湿布などで回復に向かいます。重度の場合は、リハビリや運動療法の他に、肋間神経ブロック注射で痛みを麻痺させる治療を行います。

  • 監修

    前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

    グランプロクリニック銀座院長

    関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

    https://granpro-clinic.com/

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