胆石症
原因と特徴
胆石症とは胆のうや胆管に結石ができる病気です。胆汁と呼ばれる消化液のバランスが崩れることで発症し、その主な原因に普段の食生活があります。脂質の多い食事を続けていると、胆汁内のコレステロール値が増加し、溶けきらなくなることで結石へと変化します。食生活以外では、細菌感染や肝障害なども発症原因として挙げられています。症状の特徴は痛みであり、痛む場所はみぞおち、右上腹部、右肩、背中の右側、胸などです。重度の場合は数時間で危篤状態になるケースもあります。
治療
痛みがなければ経過観察、重度の場合は、腹腔鏡手術で胆のうを摘出します。胆管結石の場合は、内視鏡を使って胆石を除去します。