ヘルペス性口内炎

原因と特徴

ヘルペス性口内炎は、ウイルスの感染が原因で起こる口内炎の一種です。1〜3歳の子どもがかかることが多く、口の中に口内炎がたくさんできるのが特徴的であり、高熱をともなうこともあります。歯茎が腫れて、強い痛みや出血するなどの症状もみられ、痛みが原因で食欲が低下するケースも。症状がひどくなることで、水分が飲めなくなり、脱水症状に陥ってしまうこともあります。合併症として脳炎を引き起こす恐れがあるので、小さい子どもの場合、注意が必要です。口内炎が口の中に多発しているときは、早めに小児科を受けることをおすすめします。

治療

内服薬での治療を行います。痛みがひどい場合、噛まずに飲み込めるものを処方します。水分も飲めないときは、点滴を行うこともあります。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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