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認知症

原因と特徴

認知症は、脳の神経細胞が死滅・減少していくことで起こる病気です。タイプとしては変体性認知症(アルツハイマー型認知症、レビー小体認知症など)と二次性認知症(脳血管性認知症、正常圧水頭症など)の2種類があります。その原因は、加齢による脳の神経細胞の変化によるものが多いのですが、ケガなどの外傷や他の病気などが認知症を引き起こす要因になることもあります。行動の変化では、「時間の感覚がなくなる」「自分がいる場所がわからなくなる」「同時に複数のことができなくなる」などの症状がみられます。また、感情面では「やる気が起きない」「キレやすくなる」「妄想を抱くようになる」「うつ状態が続く」などの変化があらわれるようになります。こういった自覚症状がある場合は、認知症の恐れがあるので神経内科などで詳しく検査をしてもらうことをおすすめします。

治療

認知症の治療法は、一般的に薬物療法とその他の治療に分かれます。薬物治療では、飲み薬や貼り薬で症状の改善を目指します。また、認知症の治療では患者の家族などが生活の質(QOL)を保てるようにサポートを行うことが大切です。

  • 監修

    前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

    グランプロクリニック銀座院長

    関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

    https://granpro-clinic.com/

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