麻疹 (はしか)

原因と特徴

麻疹ウイルスによる感染症です。その感染力は極めて強く、麻疹患者との接触、くしゃみによる唾液の飛沫だけでなく、ドアノブや手すりなどのウイルスが付着しているものに触ることでも感染します。予防接種により予防ができる感染症ですが、免疫を持たずに感染すると高確率で発症し、10〜12日ほどの潜伏期間を経て症状があらわれます。多くは数日で回復に向かいますが、肺炎や脳炎などの合併症を起こすこともあるため、注意が必要です。一般的に大人がかかる成人麻疹のほうが重症化しやすいといわれています

治療

症状を抑える対症療法が行われます。麻疹は感染力が非常に強いので受診前に医療機関に電話をし、麻疹の可能性があることを伝えましょう。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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