からだ

質感や色…肌は、大事なファッションアイテムの一つ。

〈連載〉美しき人生のそばに(12)。最近、何を着ても似合わない。好きな色も、肌がくすむように感じる。そんなあなたへ、大人気スタイリストに着こなしの極意を教えてもらいました。
  • 撮影・青木和義 ヘア&メイク・菊池かずみ 文・越川典子

「好き」が一番。いくつになってもワクワクするものを選ぶ。

大草直子さん
おおくさ・なおこ
ファッションディレクター
雑誌編集者を経てスタイリスト、エディターに。雑誌や広告、イベントなどで精力的に情報発信。この春、ウェブマガジン「AMARC(アマーク)」を立ち上げた。プライベートでは3人の子の母親でもある。

デニム好きが止まらない。「定番中の定番アイテムだからこそ、毎年、新しいデニムを買っている」という大草さん。今年のブラックデニムはきちんと感があるので、「シャツは袖がふくらみのあるデザインを選びました」。
シャツ/シーズンスタイルラボ、デニムパンツ/ミラ オーウェンで購入。
上質で、大きなカシミアのストールは一年中、愛用。「大人の女性は首元に演出するといい」。小麦色の肌に合うスモーキーなピンクを選んだ。
ニット&パンツ/共にヴェルメイユ パー イエナ、ストール/アソース メレ、サンダル/TOMORROWLAND、ピアス/ロンハーマンで購入。
「自由に重ねづけを楽しむには手首!」。存 在感のあるバングル、繊細なブレスレット、指輪。確かな輝きのあるものを一つ。
バングル〈細〉/ドゥーズィエム クラスで購入、バングル〈太〉/ドゥロワーで購入、リング(薬指・ストーン)/マリハ。
「コンプレックスを隠すより、自信のある部分をア ピールする」。大草さんの場合は、背中。「お手入れもしっかりします」。リボンも甘すぎない。
ワンピース/カーサフライン、ピアス/ロンハーマンで購入。
「ミュールはプールサイドかキッチンで履くもの」と大先輩に教えてもらったが、色に惹かれて今日は、外出に。
サンダル/ジェローム・C・ルソー。
ピンヒールでぐっと女っぽく。
絶賛愛用中のバッグにスカーフ。基本のスキンケア、プレミアム ローション、美容液に、リンクル クリームも。
バッグ/ポップ&スキ、スカーフ/ヴェルメイユ パー イエナ。
(以上、大草さん私物)

「おしゃれは自分らしくていい」と教えてくれたのは、大草直子さんだった。

「たとえば、パンプスは素足で履く、ネイルアートはしない……これは私のルールです。だからといって、ストッキングをはいたり、ネイルをする人をジャッジはしない、マネすることもない。誰がどんなおしゃれをしても、その人の表現、その人の生き方。ファッションって、そういうものだと思っています」

だから大草さん、世間が美白全盛であっても、「日焼けした肌が自分」と笑う。

「思いっきり焼いた肌色はテラコッタ。少し落ち着いた肌は深みのあるベージュ。素肌は、ファッションアイテムの重要な要素なんです。ですから、私の肌には、ベージュのリネンワンピースや、スモークがかったピンクのストールのように、肌の色とアイテムの色の境界線をつけないほうがきれいに見える」

逆に色白の人は、モノトーンなどはっきりした色を組み合わせると、透明感が引き立ってくる。もっと言えば、質感も。

「しっとりしているか、さらっとしているかでも、合わせる素材が変わります」

だから、おしゃれは奥深い。いくつになっても楽しいのだという。

「大人の肌は年々、色と質感が変化しますね。肌そのもののハリは失っても、着こなし方や色や素材、醸し出す雰囲気、全部ひっくるめて“その人の肌”なのだと思います。生きてきた人生をちゃんと感じさせる、でも気を抜いていないというメッセージを感じさせる肌が理想です」


だから、そばにデルメッド。

肌は「つける」より「落とす」が基本。「このバーム クレンジングは、小分けして旅行に持って行くほど気に入っています」。オイル、乳液、クリーム、どのタイプより肌への負担が少なく、「あと肌すっきり。なのにしっとりする点もポイントが高いです」。

新しいデルメッドのwebマガジンが公開!!


dermed style(デルメッド・スタイル=通称デルスタ)では 笑顔になれる情報を発信しています。

https://www.dermed-style.jp

問合せ先・デルメッド 〈フリーダイヤル〉0120-847-447 www.dermed.jp

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