下半身の筋肉をほぐしたら、続いてメインの肩甲骨体操を実践。ふだんの生活ではまず行わない動きで、肩甲骨をあらゆる方向から刺激する。
「肩甲骨を外側に開き“ハ”の字にする。次に、中心に寄せて、上に引き上げる。全方位的に動かせば首や肩の筋肉も緩みます。朝一番に行うと、その日一日の血液やリンパの流れが促され、代謝もアップ。むくみ改善と同時に脂肪が溜まりにくいカラダづくりにも」
毎朝の習慣にすれば、約1週間でむくみ改善を実感できるはず。
前島敏也さん
まえじま・としや 整体師
「前島式ヨガ・アーユルヴェーダ院」代表。自らの肩凝り体験をもとに肩甲骨を重視した健康理論を展開。女性の絶大な支持を得る。
下半身の筋肉をほぐしたら、続いてメインの肩甲骨体操を実践。ふだんの生活ではまず行わない動きで、肩甲骨をあらゆる方向から刺激する。
「肩甲骨を外側に開き“ハ”の字にする。次に、中心に寄せて、上に引き上げる。全方位的に動かせば首や肩の筋肉も緩みます。朝一番に行うと、その日一日の血液やリンパの流れが促され、代謝もアップ。むくみ改善と同時に脂肪が溜まりにくいカラダづくりにも」
毎朝の習慣にすれば、約1週間でむくみ改善を実感できるはず。
まずは肩甲骨を外側に開く。
左右の肩甲骨を引き離して外側に開くストレッチ。肩甲骨を広く覆っている僧帽筋(そうぼうきん)、肩甲骨を安定させる菱形筋(りょうけいきん)といった背中の筋肉をほぐすことで、肩凝り解消も。
肩甲骨を“ハ”の字に開く。
高いところにあるものを取るときと同じ動き。背中から腕につながっている広背筋という大きな筋肉、肩甲骨の裏側にある肩甲下筋という筋肉が気持ち良くストレッチされる。
肩甲骨を中心に寄せて浮かせる。
ブラジャーのホックを留めるとき、手が後ろに回らないという人は、この動きでリセット。腕の動きを利用して胸を開くことで肩甲骨が中心に寄り、猫背姿勢の改善にもなる。
肩甲骨を上に引き上げる。
肩甲骨が引き上がると同時に、肩関節を後ろにもっていく動きの練習にもなる。これによって胸や鎖骨まわりのリンパの流れが促され、顔のむくみ改善効果がさらに期待できる。
タンクトップ9,000円、レギンス1万1000円(共にダンスキン/ゴールドウイン TEL.0120-307-560)
『クロワッサン』996号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。