からだ

【入江信子さんのメイクのひと工夫】美容のプロが自分の顔で実践中、“これさえすれば”の裏技を公開。

知識やテクニックがあるからこそ、理想の肌に近づける美容のプロたち。いつも自分の肌にしている“裏技”を特別に教えてもらいました。
  • 撮影・天日恵美子 文・今井 恵

「コンシーラーをブラシづけ」すれば 「カバー力がアップ」する。

入江信子さん ビューティエディター

「肌には毎シーズントレンドがあるものの、私自身はツヤ肌がいいなと。若い世代はテカリを嫌がるけど、私はそれほど気にしません。大人世代のテカリ=ツヤは、生命感そのものだから」

入江信子さんの肌作りは、リキッドファンデーションは少量。気になる部分にはブラシでコンシーラーをのせ、パウダーはほぼ使わない。

「パウダーは残念ながら肌のツヤを押さえ込んでしまいます。そして、隠したいものもあるので、そこにはコンシーラーをブラシで塗って、ピンポイントにカモフラージュします」

なぜ指でなく、ブラシを使うの?

「指は必要な場所以上に塗り広げてしまい、それが厚塗りに見える原因に。ブラシだと狙った場所に、適度な厚みでポンと置けますから」

ツヤが足りないと感じた場所には、ツヤ感を足すパウダー(☆)をひと刷毛して健康的に。

1.広い範囲のくすみの上には、ファンデーションにコンシーラーをスティックのまま重ねる。「固いものでなく、なめらかにのびるコンシーラーを選んで」
高いカバー力ながら、なめらかな仕上がりのコンシーラー。クレ・ド・ポー ボーテ コレクチュールヴィサージュ NO 6,000円(資生堂インターナショナル TEL.0120-81-4710)
2.指の腹で軽く叩きながら、ファンデーションとなじませる。コンシーラーは必要以上に広げすぎないのが、素肌感のあるベースメイクに仕上げるコツ。
3.同じコンシーラーをブラシに取って、シミやソバカスなどの上に置き、指の腹で軽く押さえる。「シミにコンシーラーを吸い込ませるよう、軽く押さえるだけ」
小さなシミなどのピンポイントカバーに。KOBAKO コンシーラーブラシB(スライド) 2,800円(貝印 TEL.0120-016-410)

入江さんがお勧めする ベースアイテム

左奥から、ロングラスティング リキッドファンデーション 30 9,000円、クリアカバー リキッドベース 7,500円(共にアンプリチュード TEL.0120-781-811) NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー 1280 3,600円(NARS JAPAN TEL.0120-356-686) RMK シルクフィット フェイスパウダー P01 5,000円(RMK Division TEL.0120-988-271) フェイスパウダー00 5,000円(コスメデコルテ TEL.0120-763-325)

入江信子(いりえ・のぶこ)●ビューティエディター。1963年生まれ。きめ細かい取材やインタビューと確実な文章で、女性誌や美容誌の編集や執筆などで活躍。自身のファッションセンスと美肌ぶりも業界では有名。

『クロワッサン』992号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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