からだ

【薬膳アドバイザー 脇もとこさん】全方位から肌のことを考える、素肌美人たちの24時間に密着。

誰もが憧れる美しく年齢を重ねている女性。それを実践する素肌美人5人は、どんな生活を心がけ、何を使い、どんな肌を目指しているのだろう。
  • 撮影・天日恵美子 文・今井 恵

「漢方では“気”“血”“水”のバランスが大事、参鶏湯は肌のツヤを出す気を補います」

脇もとこ(わき・もとこ)●参鶏湯研究家、「HOME KITCHEN PHARMACY」主宰、薬膳アドバイザー。薬膳を通じ、健康なライフスタイルを提案するプロジェクトを主宰。左のスパイスセットはサイトから購入可能。https: //homekitchenpharmacy.stores.jp

中医学で、肌や体に補うものがわかるようになりました。

参鶏湯(サムゲタン)と出合ったことがきっかけで、漢方、そして薬膳の勉強を始めた脇もとこさん。ここ3年ほどは、中医学の考えで、スキンケアにも取り組む。
「漢方では“気(き)”“血(けつ)”“水(すい)”のバランスがよく、体の中が滞りなく巡っているのが理想なんです。参鶏湯には肌のツヤがよくなる気を補い、体を温める食材がたくさん入っています。とくに材料のひとつである高麗人参は、気を補う頂点といえる食材です」

さらに1年前からはコールドプレスジュースを飲むことも毎日の習慣に。
「コールドプレスジュースは腸内環境をよくするので、肌にトラブルが起きにくくなりました」

中国から伝わった中医学を日本では漢方、韓国では韓方(ハンバン)と呼ぶ。その韓方の化粧品「コンジュ」が脇さんの最近のお気に入りだそう。
「これを使うまでは石鹼で顔を洗うと“洗いすぎる”というイメージがありました。でもコンジュのきめ細かい泡で洗うと、むしろ肌が潤うんです」

今後も肌へは食とスキンケアで対処しつつ、改善したい点があるという。
「睡眠時間の確保が課題。中医学では午後10時〜午前2時の睡眠が必須。それは難しいとしても、毎日最低6時間の睡眠を確保するのが目標です」

1. 「免疫力を高める食事」

高麗人参やにんにく、生姜、もち米やスパイスをお腹に詰めた鶏肉を鍋で煮込む参鶏湯。右上は脇さんが開発した、骨つき鶏肉と一緒に煮込むだけで手軽に参鶏湯を作れる「本格薬膳スパイスセットBLEND No.2」(2,000円)。左は毎朝欠かさず作る、酵素を豊富に摂取できるコールドプレスジュース。

2. 「スキンケアも漢方でアプローチ」

乾燥した環境でも生き抜く力を持つ復活草の幹細胞に着目。コンジュ プリンセス 右・リッチエッセンス 120ml 9,800円 左 ・石鹼 100g 2,000円(コンジュ TEL:03-5902-7683)
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