からだ

未来の肌のための新常識。冬でも、冬こそ、紫外線ケア。

  • 撮影・黒川ひろみ 文・薄葉亜希子

UVケアは1日2回を心がけ、昼間の重ね塗りを習慣に。

日焼け止めの表示はかなり厚く塗った時の効果を表しているもの。朝1回塗るだけでは足りず、日中に重ね塗りすることでより効果が確実に得られる。外出先でも簡単にでき、メイクもくずれないお直し法を紹介。
「メイクの上から使える商品も今はたくさん出ています。ミニサイズなど持ち歩きやすいものを持っておくと安心。つけるのは特に日差しが当たる目もとと頬の高い場所から。こすらずに押さえるのがポイントです」
続いておでこ、鼻先、あごの順に押しのせていく。
「これは手のひらに残ったもので充分。あまり多くつけるとメイクがくずれて日焼け止めも落ちてしまいます。朝のケアと同じように一連の流れで覚えると面倒にならず、習慣として続けられると思います」(小林さん)

1. 昼間の重ねづけで使う量は米粒1つ分が目安。「クリームが透明になるまで、手のひらでよくのばしてなじませることがポイントです」
2. ニコッと笑って頬骨を高くし、頬から目の周りのCゾーンをプレス。手のひらを軽く押すように当ててクリームをなじませる。
3. 続いておでこをプレス。このときも手のひらを使い、指先は使わないことが大事。「力を入れずそーっと押し込むようにつけます」
4. 紫外線を浴びやすい鼻先も忘れずに。あくまでも手のひらでそっと。「トントンとスムーズな流れで覚えてしまうといいですね」
5. あご先に軽くなじませて終了。「手のひらを使えばこすらずにすみ、メイク落ちの心配もなし。この後、首、手の甲も行うといいですね」
6. クリームの感触が少し残ると感じたらティッシュオフを。1枚を半分に折って顔の右側に押し当て、その裏側を使って左側をオフする。

体の中からのインナーケアでUV対策を完璧に。

日焼け止めクリームなど外からのケアと並んで行いたいのが、体の内側からのケア。紫外線を浴びると体内に発生する活性酸素をおさえることで、体がサビつくのを防ぐ。積極的に摂りたいのは、抗酸化作用をもつビタミンAやC、Eを含む食材。
「おすすめは体内でビタミンAに変わるカロテンが多いにんじん。クエン酸を含むレモンウォーターも朝晩の習慣。日差しから身を守りながら育った食べ物は抗酸化力にすぐれているので、赤色や濃い色の野菜を意識して摂っています」(小林さん)

生のレモン約1/8個分が1回の量。朝はコップ1杯の水(約180ml)で割って冷たく、夜はチューブの生姜を3cmほど、好みでハチミツを入れて温めて飲む。
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