足首にある距骨を整えて、ぐっすり眠るための3つのセルフマッサージ法。
距骨(きょこつ)という耳慣れない骨が、全身の不調に関わる、と今話題。睡眠にも影響するそうで、自分で整える方法を教わった。
撮影・中島慶子 イラストレーション・川野郁代 文・石飛カノ
3つのセルフマッサージで距骨を整える。入浴中に行えば、副交感神経モードに。
距骨の歪み調整は自分でも行うことができる。足指、くるぶし、かかと。3つの部位のマッサージを毎日続けていけば、必ず快眠につながるはず。
「セルフマッサージのベストタイミングは、やはり入浴中。水圧の力を借りてリラックスすれば、副交感神経モードに切り換わりやすくなります」
【足指】日中、靴の中に閉じ込められ、こわばった指全体をほぐす。
【くるぶし】距骨が奥にあるくるぶし。ふだんの緊張を解放。
【かかと】体重を支持するかかとをしっかり解きほぐす。
志水剛志(しみず・たけし)●柔道整復師。東京・赤坂にあるサロン「フォルトゥーナ」と神奈川・茅ヶ崎の治療院「壱番館整骨院」代表。25歳の時、距骨に着目し、10年かけて“距骨調整”を確立。
『クロワッサン』977号より
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