腸内環境を整えて、肌荒れを改善。地肌力を底上げする、かんたん旬レシピ。
撮影・小林キユウ
ターンオーバーを促して、ハリのある肌に。
加齢とともに滞るといわれる、ターンオーバー。睡眠不足やストレス、紫外線といった外からの刺激とともに、バランスの悪い食生活もターンオーバーが乱れる原因に。
「身体の内側からターンオーバーを整えるのは、新陳代謝を促すビタミンEや、皮膚の修復に必要なビタミンA。それらの吸収を高める油脂も調理に取り入れたい栄養素。また、肌細胞の材料となるたんぱく質と、その生成に欠かせない亜鉛、コラーゲンの合成に必要なビタミンCを同時に摂るのも有効です」
牛肉のタリアータ キウイソース
【地肌力強化の方程式】
たんぱく質(牛肉)+ビタミンC(キウイ)+亜鉛(牛肉)
良質なたんぱく質と亜鉛も含まれる牛の赤身肉。ビタミンCが豊富なキウイをソースにして添えると、さわやかさがプラスされるうえ、相乗効果が望める。
【材料(2人分)】
ステーキ用牛赤身肉240g 塩小さじ1/3 黒こしょう適量 オリーブオイル小さじ2 A[熟したキウイ(刻む)2個 ミント(刻む)大さじ4 にんにく(みじん切り)1/2かけ 白ワインビネガー大さじ1]
【作り方】
1. 牛肉は室温に戻しておき、焼く直前に塩、黒こしょうを両面に振る。
2. 熱したフライパン(グリルパンでも)にオリーブオイルをひき、牛肉を焼き色がつくまで2分ほど、裏返してさらに2分ほど焼く。
3. 肉を取り出し、肉汁が落ち着くまで5分ほどおいたらそぎ切りにして器に盛り、合わせたAのソースをかける。
かぼちゃとにんじんのピーナツバターグリル
【地肌力強化の方程式】
ビタミンE(かぼちゃ、にんじん、ピーナツバター)×ビタミンA(かぼちゃ、にんじん)+油脂(ピーナツバター)
【材料(2人分)】
かぼちゃ1.5cm幅6枚 にんじん2/3本 A[ピーナツバター大さじ2 メープルシロップ小さじ2 粒マスタード小さじ2]
【作り方】
1. にんじんは皮ごと縦に棒状に切る。かぼちゃと共にオーブンシートを敷いた天板に並べ、220℃に熱したオーブンで15分ほど焼く。
2. 熱いうちにAと和える。
あぶり油揚げとゴーヤの蟹柴漬け和え
【地肌力強化の方程式】
たんぱく質(油揚げ、カニ缶)+ビタミンC(ゴーヤ)+亜鉛(カニ缶)
【材料(2人分)】
油揚げ1枚 ゴーヤ20cm 塩少々 A[カニ缶60g(汁小さじ2) 柴漬け(刻む)大さじ2 米酢小さじ2]
【作り方】
1. 油揚げは焼き網で両面をこんがり焼く。キッチンペーパーにとって油を取り、短冊切りにする。
2. ゴーヤは種とワタを除き、薄切りにして塩を振って揉み、しんなりするまでおく。
3. ボウルにA、1、2を入れてさっくり和える。
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