腸内環境を整えて、肌荒れを改善。地肌力を底上げする、かんたん旬レシピ。
健やかな肌作りに必要な栄養素と、それらを組み合わせてより効果的に摂れる、旬のレシピを、フードコーディネーター、管理栄養士美才治真澄(びさいじ・ますみ)さんに教えてもらいました。
撮影・小林キユウ
血行をよくして、健康的な顔色に。
カラーメイクをきれいに見せるのも、健康的な顔色あってこそ。
「血管の細胞膜を柔らかくするDHA、血栓を作らせないEPAといった必須脂肪酸は、血流の改善に大切な栄養素。一方、ビタミンEは強い抗酸化力で過酸化脂質の増加から血管を守り血行を整えます。顔色が青白く、クマが気になる場合は、鉄不足の可能性も」と、美才治真澄さん。
そうした栄養素を含む魚介を上手に取り入れるのが、血行改善の鍵に。
中とろのたたき オニオンサルサ
【地肌力強化の方程式】
(DHA・EPA <中とろ、しそ油> + ビタミンE <中とろ>)× ケルセチン <玉ねぎ>
脂ののったマグロにはDHAやEPAが豊富。同時にビタミンEを含み、酸化しやすい欠点も補える。血流改善に効果のあるケルセチンを含む玉ねぎソースで、ダブルの効果を狙って。
【材料(2人分)】
中とろ刺身さく200g 塩小さじ1/3 すだち果汁小さじ2 A[玉ねぎ(みじん切り)1/2個 青唐辛子(小口切り)2本 すだち果汁小さじ4 しそ油小さじ2 塩ひとつまみ] ピンクペッパー適宜
【作り方】
1. 中とろは塩をまぶし、中火で熱したフッ素樹脂加工のフライパンで両面をさっと焼いて、そぎ切りにする。器に盛り、すだち果汁をかける。
2. オニオンサルサの材料Aを合わせて1にかけ、好みでピンクペッパーを散らす。
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