からだ

【背中呼吸法2】体幹を鍛えて老け知らずになる方法

息を吸って息を吐く。ただそれだけのことなのに、現代人の呼吸は最小限に近く、ごく浅い呼吸しかできていません。その理由は、肺の一部にしか空気を入れていないから、というのは人気整体師の片平悦子さん。

「私たちが無意識にしている呼吸では、肺の上部にしか空気が入っていません。肺を大きく動かして背中側に空気を入れる。“背中呼吸”によって、より深い呼吸ができるようになります」

片平さんが提唱する「背中呼吸」法によって、自然に腸腰筋が鍛えられ、姿勢が良くなることで疲れにくくなります。背中呼吸へのアプローチは、まずはカラダの歪みを整えることからスタート。手順に従って老けないカラダづくりに早速、着手を。

まずは水分バランスを整えるもぞもぞ体操で、カラダの歪みを取り除く。

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1. 仰向けになり、左右の骨盤の骨を手のひらで包み、1cmほど恥骨の方向に押し上げる。

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2. そのまま、左のかかとを2cmほど下に押し出す。
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3. 次に右のかかとを2cm押し出す。ゆっくり交互に10回。


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4. 脳と脊髄の境にかかってくる負荷を逃がす。頭をゆっくりそっと反らせてあごを上げる。視線の先に壁などが見えるまで頭を反らす。
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5. 壁が見えたら、すぐに頭を元の位置に。足の押し出しとあご出しを交互に3回。


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6. 両足を揃えて左側に小さくゆっくりと動かす。
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7. 次は右側に動かす。左右交互に10往復繰り返し。


再度2・3を行い終了。

『クロワッサン』892号(2014年12月25日号)より

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