してもしなくても幸せ、が理想。大人のリアル性生活白書
イラストレーション・丸山礼華 文・一寸木芳枝
Q4.何歳ごろまでセックスしたいと思いますか?
実に約半数の人が自ら卒業を宣言。欧米のような〝生涯現役〞は、あまりピンと来ていないようだ。ただ一方で、「考えたこともない」「わからない」という人が約3割。自身の性生活と向き合ったことがない、というのが実情か。
Q5.いまの相手(夫など)以外ともセックスしてみたいと思いますか?
「いいえ」の理由は、セックスに求めるものは?という設問に対しての「心の安定、安心」42%、「パートナーとのコミュニケーション」32%という回答からも窺える。セックスは信頼できる相手とのみ行いたい、が本心のよう。
Q6.中高年以降の、最高のセックス体験を教えてください。
「有名人と一夜を共にした…!」
「前戯を長時間してくれた。体もそうだがキスをひたすら長時間してくれたのが体に負担もなく、じわじわと興奮する感じでよかった。」
「夫が単身赴任で長く不在にしていて久々に戻ったとき、娘の登校後にふとそうなり、お互いに我慢していたものが爆発したような瞬間でした。」
「ごっこ遊びを面白半分でやってみた。ノリの良い彼氏だったので、思い浮かぶ言葉などを使い、大人のおもちゃも使ってお互いになりきった。ふざけ半分で始めたつもりが、お互いめっちゃ興奮してしまった。」
「露天風呂付きの部屋で一緒にいちゃいちゃしてお風呂に入り、相手の体に触れながらお互いに興奮。」
Q7.セルフプレジャー(オナニー)はしていますか?
ここ数年でぐっとオープンになってきたセレフプレジャーもセックスと同じく、ご無沙汰な人が約3割。また、同様にその存在が広く認知されつつある女性用風俗の利用についても「まったく興味はない」が7割以上。
Q8.セックスに消極的になってしまう理由は何ですか?
下記のほかにも「面倒くさい」「時間がない」「セックス以外に楽しめる趣味がある」「夫とは一緒にお風呂にも入るし、ダブルベッドでくっついて寝ているし、スキンシップはあるのでそれで充分」など、さまざまな理由が挙げられた。
『クロワッサン』1127号より
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