股関節をいたわる日常の姿勢、具体例でお伝えします
いつもの姿勢の悪いクセが、股関節の不調を引き起こす原因に。股関節を痛める姿勢とやさしい姿勢を改めて確認してみましょう。
イラストレーション・ながしまひろみ 構成&文・長谷川未緒
電車で立つとき
疲れるからと寄りかかる姿勢は、重心が安定せず、ぐらぐらしてさらに疲れるうえ、ケガの原因にも。
お腹に軽く力を入れて背筋を伸ばし、股関節、膝を軽く曲げることで揺れを吸収でき、ぐらつかない。
運転するとき
背もたれを倒すと骨盤と座席のあいだに隙間ができ、骨盤が後傾、腰や股関節にダメージが。
骨盤を立てて座ると腰回りが安定。腰と背もたれに隙間ができる場合は、タオルなどで埋める。
仕事をするとき
目線が低いと、首が前に突き出し、背中が丸まって、肩こり、腰痛、股関節痛を引き起こす一因になる。
背筋を伸ばし、胸を開いて作業できる位置にモニターを上げると、疲労感、息苦しさが軽減される。
座るとき
骨盤にゆがみがあると足を組みたくなるが、組めば組むほどゆがみ、腰痛ほか多くの不調につながる。
背筋を伸ばし、足は少し開いてかかとは膝の真下に。腹筋も使うことで、腰まわりが整ってくる。
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