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毎日の食事で炭水化物をどう効果的に摂るか?ーー炭水化物との上手な付き合い方

ダイエットの敵とみなされ、とかく悪者にされがちな炭水化物。でも、本当は脳と体のために必要不可欠なもの。だから上手な付き合い方を知りたい!栄養学者の笠岡誠一さんに教わります。

イラストレーション・John Danon 文・黒澤 彩 構成・中條裕子

レジスタントスターチが多く含まれる炭水化物

毎日の食事で炭水化物をどう効果的に摂るか?ーー炭水化物との上手な付き合い方

うどん|きしめん|パスタ

うどんやパスタはぜひ冷製で。中華麺も温かなスープで食べるより、つけ麺などにするとよい。ちなみに、パスタは硬めのアルデンテの状態に茹でると、よりレジスタントスターチを摂ることができる。

毎日の食事で炭水化物をどう効果的に摂るか?ーー炭水化物との上手な付き合い方

タイ米|ササニシキ

最強のレジスタントスターチ食である冷やご飯は、炊き立てと比べて1.6倍増。米の種類でいうとタイ米に多く含まれる。日本米ならもっちりよりササニシキのようなさっぱりとした味わいの米など。

毎日の食事で炭水化物をどう効果的に摂るか?ーー炭水化物との上手な付き合い方

いんげん豆|ひよこ豆|小豆

実は種類によって含有率が異なるのが豆。いんげん豆、ひよこ豆、小豆などの豆を数種使ってサラダなどで取り入れたい。意外にも炭水化物が少ないのは大豆。同じ豆でもこちらはたんぱく質が豊富だ。

毎日の食事で炭水化物をどう効果的に摂るか?ーー炭水化物との上手な付き合い方

さつまいも|じゃがいも

でんぷんが豊富な根菜である芋。茹でたじゃがいもを冷まして食べるポテトサラダは、かなり優秀なレジスタントスターチメニューといえる。芋が原料の春雨を使った春雨サラダもおすすめ。

  • 笠岡誠一

    笠岡誠一 さん (かさおか・せいいち)

    栄養学者

    文教大学 健康栄養学部 管理栄養学科 教授。著書に『9割の人が間違っている炭水化物の摂り方』(アスコム)などがある。

『クロワッサン』1133号より

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