からだ

春の寒暖差対策に、トレンドのベージュのコート【大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」】

春の気温対策をテーマに装う楽しさを再発見。
  • 撮影・小川真輝

揺らぐ天気に負けない。コートで颯爽と歩く。

Aショートモッズパーカー〈コットン100%〉2万7500円(ドレステリア/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店 TEL.03・6419・7115) Bステンカラーコート〈コットン66%、ナイロン34%〉4万6200円(エリオポール/エリオポール代官山 TEL.03・3770・6438) Cトレンチコート〈コットン100%〉10万4500円(コキュカ/ザ ストア バイシー 代官山店 TEL.03・5459・6392) Dスタンドカラーコート〈ポリエステル100%〉6万4900円(プレインピープル/プレインピープル青山 TEL.03・6419・0978)

こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。

日によって、時間帯によっても気温や天気が激変するのが春。昼はうららかで少し気が緩み、薄着でうろついていたところに夕方からの冷たい北風。春の手ひどい裏切りで、まんまと体調を崩すこと、ありませんか。

年齢的に体温調節もサクサクいかない私たち世代ですから、冬の寒さが終わってからこそ、ささっとおしゃれに寒暖を調整できるアイテムが必須に。

薄手のコートといえば、寒い時季は頼りなく、暖かくなればいらない、といった印象ですが、実は真冬以外の3シーズン活躍します。

天気が揺らぐ春秋以外も、雨や紫外線よけ、慣れない旅行先でも羽織りものが一枚ある安心感は大です。どんなシーンにも対応できる条件は、季節を選ばぬ軽やかな色。トレンドはベージュです。デザインはエレガントなトレンチからスポーティなものまでお好みですが、長く楽しむためにはタイムレスなものを。

中に着るものを調節できるよう、腕回りに少し余裕のあるサイズ感、裏地もなしか、ごく薄いライナーのものだとさっと畳めてシワにならず、着脱を重ねても生地がよれません。若い頃と違って寒い、いや暑い、やっぱり寒い、を繰り返しがち。それでも颯爽としていたいから、シュッとした羽織りものパワーを借りていきましょう。

大沼 こずえ さん (おおぬま・こずえ)

スタイリスト

女性ファッション誌で活躍する一方、女優たちの厚い信頼を集める。些細なおしゃれの悩みにも淡々と寄り添い、かつ具体的な解決策を迅速に提案するスタイリスト。

『クロワッサン』1111号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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