「食べないでやせようというのはまちがい。食べなければ、人の体は守りに入り、脂肪を溜め込もうとする負の連鎖に陥ります」
こう語るのは、胆汁酸ダイエットの発案者・渡辺光博さん。
渡辺さんがすすめる5つの食材をしっかり食べて、代謝のいい体に変われるのが胆汁酸ダイエットです。食事制限やきつい運動は必要ありません。おすすめ食材を毎日摂るだけで、脂肪が燃え、ぽっこりお腹がへこみます。
このメソッドを続けると、1カ月で2kgくらい、体重が落ちるそうです。しかもお腹周りでそれを実感できるとか。
「急激に体重が減るのは、エネルギー代謝が異常になっているだけです」と渡辺さん。短期間で驚くほどやせるというダイエットは、健康が気になる大人世代には向きません。
減らすべきは、体重ではなく、余分な体脂肪です。消費エネルギーを増やすことこそダイエットの基本。ということはやはり運動? そう思いますが、実はエネルギーをどんどん燃やす、いい方法がありました。
「燃やす細胞にシグナルを出す胆汁酸の質を改善するといいです。5つの食材を摂ることで胆汁酸が新鮮に保たれ、燃焼体質が手に入ります」
胆汁酸は劣化しながらも再利用される性質があります。このリサイクルを断ち切れば、いつも新しい胆汁酸が全力で脂肪燃焼をサポートしてくれるというメカニズムです。
ラクなのに、始めるとすぐに効果が実感できるのも特徴。努力や我慢いらずで、体は軽く、日常動作が楽になることを実感してみてください。