毎日何気なく行っている動作には、注意しないと腰に負担をかけるものが多く含まれています。
ひとつひとつの動作が腰に与える負担が小さくても、「塵(ちり)も積もれば山となる」という言葉通り、回数が増えれば耐えきれなくなった腰は悲鳴を上げてしまいます。
常に腰の負担を心配して動くことが逆にストレスになりかねないため、ほんの一部ではありますが、ここで紹介した腰痛を引き起こす動作に注意をすることで、少しでも腰痛が起きるリスクを減らすようにしましょう。
女性が特に注意しなければならないのが、意外に腰を曲げることが多い炊事洗濯といった家事です。さらに孫の面倒を見る育児や家族の介護が加わる人もいるはず。
また、毎日上げ下ろしの手間がかかる布団からベッドに変える、膝を痛めやすい正座をやめて椅子に座るなど、加齢により衰えた体への負担が少ない生活様式への転換を検討することも大切です。