たこと薬味のポテトサラダ【吉田愛さんの減塩おつまみレシピ】
塩味をぐっと控えても、お酒が進む味を追求できる。「おつまみ=塩がきいている」という認識を、がらりと変えるレシピを紹介。
撮影・黒川ひろみ
素材の味わいを存分に引き出せば、薄味なのに赤白ワインが進む。
たこと薬味のポテトサラダ
さわやかな薬味の力と贅沢なたこの旨味で味わう。
【材料(2人分)】
茹でたこ 80g
じゃがいも 2個(300g)
大葉(千切り)5枚
みょうが(小口切り)2本
酢 小さじ2
A[塩 ひとつまみ、マヨネーズ・オリーブオイル 各大さじ1]
【作り方】
1.じゃがいもは皮ごとラップで包み、火が通るまで電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する。皮をむいてつぶし、酢を加えて冷ます。たこは一口大のそぎ切りにする。
2.じゃがいもにAを加えて混ぜ、たこ、大葉、みょうがを加えて和える。
香り、旨味、食感を活かせば、 減塩でも絶品!
「おつまみといえば、塩味がきいていて、一口食べてグビグビッとお酒を飲んで……というイメージがあるかもしれません。もちろん、それも捨てがたいのですが(笑)」と笑うのは、唎酒師の資格を持ち、日本料理店で働いていた経験もある料理研究家の吉田愛さん。
「お酒を美味しくするおつまみに、必ずしも濃い味付けは必要ありません。ただ、塩を減らすなら、香辛料や香味野菜、味の出る食材の力を借りて、しっかりと素材の旨味を引き出すことが大切です。揚げ衣やナッツの食感を足してもいいですね」
素材が活きた、軽やかな減塩おつまみのアイディアを実践してみよう。
『クロワッサン』1076号より
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