「日本では女性が頼られすぎですよね。男性に比べ体力がなく、ただでさえ温度差や気候の影響も受けやすいこの時季に、家事や介護などやることがたくさんある。不調を訴える人が多いのも当然です」とは、7万人以上を治療してきた鍼灸師のやまざきあつこさん。
40〜50代女性は、更年期を迎えながら重荷を背負ってがんばりすぎ、心身のバランスを崩しがちだという。
「ホルモン減少が要因で、できないことが増えるのは仕方のないこと。自分を責めず、体の声にも耳を傾けて」
ここでは夏疲れを増長しかねない思考の「悪いクセ」をチェック。心が軽くなれば、そのぶん体もラクになるはず。