タンゴセラピーで女性ホルモンのスイッチオン。
更年期でも、工夫次第で、いくらでも心と体の調子を上げることはできる!
女性の疾患や悩みに寄り添う女性医療クリニックLUNAグループ理事長で医学博士の関口由紀さんのコメントも参考に。
女性の疾患や悩みに寄り添う女性医療クリニックLUNAグループ理事長で医学博士の関口由紀さんのコメントも参考に。
撮影・中島慶子 文・田村幸子
官能的な音に乗って、触れ合うことで生まれる2人の世界。
アルゼンチンタンゴは、男女が組み、抱擁(アブラッソ)することから始まるダンス。踊れるようになるには、ある程度の練習が必要だが、誰でも体験できるようにしたのがタンゴセラピー。代表のカロリーナさんは、
「日本人はハグの習慣もないし、人と触れ合う機会が少ない。だからこそ必要だと思います。肌が触れ合うと心も触れ合えます。タンゴセラピーを体験するとみんな姿勢がよくなり、いい笑顔になりますよ」と言う。
講師の関さんは、アルゼンチンタンゴ歴10年以上。
「抱擁したり手を取り合ったりすると、ラブホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、音楽に合わせてステップを踏むと、幸せホルモンのセロトニンが増えます。セラピーと初心者レッスンはほぼ同じなので、ぜひ一度体験を」と魅力を語る。
女性医療クリニックLUNAグループ理事長で医学博士の関口由紀さんのひとこと
体のラインが出るきれいな衣装を身に着けてハイヒールをはくだけで女性ホルモンのスイッチが入ります。抱擁して音楽に合わせて踊るのは最高。タンゴセラピーは最強のメソッドですね。
*日本タンゴセラピー協会理事のKennyさんのクラスが、東京・四谷三丁目の「タンゴチケ」(https://tangochique.com)で、毎週火曜の12時~12時55分に開かれている(曜日・時間は変更の可能性あり)。タンゴシューズではなく靴下で参加でき、ごく簡単なステップだけなのでタンゴ初心者におすすめ。
『クロワッサン』1070号より