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芯から温まる、骨つき鶏と根菜のポトフ【有賀薫さんの心と身体を整えるスープレシピ】

朝がくるたびにスープを作り続けて3000日以上。長い年月、元気な朝ばかりじゃない。どんなときも、旬の野菜を使った滋味豊かなスープが心と体を後押ししてくれた。

撮影◦小林キユウ スタイリング◦本郷由紀子 文◦一澤ひらり

鶏肉のうまみが 根菜に染みこんで、 体が芯から温まる。

ポトフのバリエーションで、水炊きに近いですね。冬にならないと水炊き用のぶつ切りって出てきませんが、鶏肉専門店に行けば必ずあります。ぶつ切りの骨からいいダシが出るので、それを根菜に吸わせたい。

大根が一番煮えにくいので、早めに鶏肉と一緒に煮ると鶏のうまみがよく染みこみます。れんこんやごぼうはあとから加えて煮ます。冬のとっておきです。

骨つき鶏と根菜のポトフ

芯から温まる、骨つき鶏と根菜のポトフ【有賀薫さんの心と身体を整えるスープレシピ】

【材料】2人分
鶏肉(骨つき・ぶつ切り) …… 500g
れんこん …… 150g
ごぼう …… 1/2本
大根 …… 5cm
塩 …… 適量
(好みで)ゆず胡椒、または粗びき黒胡椒

【作り方】
1.
鶏肉に塩小さじ2をすり込み、30分ほどなじませる。れんこんは大きめの輪切り、ごぼうはたわしで洗って乱切り、大根も皮をむいてタテ4分の1にしてから、ごぼうと合わせた乱切りにする。
2.鶏肉を鍋に入れてかぶるぐらいの水を入れ、火にかける。沸騰したら一度湯を捨てて鶏肉をざるに上げ、さっと洗う。再度鍋に入れて水1200mlを加え、火にかける。煮立ったらアクをすくい、火を弱めて大根を入れて煮る。
3.30分ほど煮たられんこんとごぼうを加え、さらに30分煮る。塩小さじ1~1.5を加え、味をみて足りないようなら塩で調える。食べるときにゆず胡椒を添えるか、粗びきの黒胡椒をふってもよい。

  • 有賀 薫

    有賀 薫 さん (ありが・かおる)

    スープ作家

    2011年冬から朝のスープ作りを日々更新中。著書に『3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ』(文響社)、『朝10分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)など。

『Dr.クロワッサン 最新版 免疫力が上がる食べ方』(2020年5月28日発行)より。

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