からだ

胃が重い、食欲がないときに。覚えておきたい便利なツボ。

急な痛みやコリ、いまなんとかしたい。そんなときにも効くツボへの刺激やマッサージ法を症状別に紹介します。
不快を感じている部位に対して、効果的に働きかける押し方、もみ方も、写真を使って解説。鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
  • 撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓

【胃が重い・食欲がない】

胃にトラブルが生じると背中が緊張し、胸椎が固まる。胸椎が固まると胸が開かず胃がますます不調に。ツボ刺激で悪循環を断ち切る。

胃が重い・食欲がないへのアプローチ(1)胃兪・脾兪を拳で押す。

「胃兪(いゆ)」は第12胸椎の両側指2本分外側に、「脾兪(ひゆ)」はその上、第11胸椎の外側にあるツボ。どちらも胃腸の働きを助ける。

右手のこぶしを背中に当てる。ツボはちょうど肘のライン上にある。

右手のこぶしの上に左手の手のひらを当てて60〜90秒圧をかける。

(手の形)

ツボ刺激はこぶしの甲で。手のひら側に逆手を当てる。

【ターゲット】

肋骨の一番下のラインから3〜5cm上。肘頭を結んだライン上にある。

胃が重い・食欲がないへのアプローチ(2)足三里のツボを押す。

胃腸のトラブルの改善のほか、体力増強、疲労回復、とくに足の疲れの回復などにも効果が期待できる万能ツボ。

膝のお皿の下の外側にあるくぼみから指4本分下にあるのが「足三里」。

左右の手を「M」字形にして指先をツボに当てて圧をかける。逆の脚も。

胃が重い・食欲がないへのアプローチ(3)中脘のツボを押す。

胃のむかつき、膨満感、嘔吐など、胃の不調全般に効果を発揮するツボ。不調改善だけでなく胃の調子を高める働きもある。

床に仰向けになり、両膝を立てる。「中脘(ちゅういん)」は体の中心、みぞおちとおヘソの中間。

左右の手を「M」字形にして指の腹をツボに当て、圧をかける。

石垣英俊

教えてくれたのは

石垣英俊 さん (いしがき・ひでとし)

鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師

静岡県出身。臨床家の父親に鍼灸治療を師事。体の痛みや不調に悩んでいる人へ、よりよい施術、環境、アドバイスを提供すべく研鑽を積んでいる。神楽坂ホリスティック・クーラ(R)代表。著書多数。

『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。