マスク生活が日常化した今。いざ外して会話をする時に話しづらさを感じたり、笑顔がぎこちなくなったりなど、何かと違和感を覚える人が多いのでは。
「それは、顔の筋肉のコリやたるみが一因です」とは、美容鍼灸サロン「ハリジェンヌ」院長の光本朱美さん。
「マスクの影響で筋肉を使うことが減り、さらに加齢などで表情筋が衰えると、支えきれなくなった脂肪が顔の下や外側へと流れてたるみを引き起こします。下垂に比べて、外だるみは気づきにくいですが、目元が重くなり、顔の立体感が減り、能面のような平べったい印象や表情になってきたら要注意。肌の奥の顔筋が硬くなったり、首が太くなるのもたるむ一歩手前です」
たるみに直結する表情筋のコリや衰えには、指を鍼のように使って筋肉を刺激する光本さんのオリジナルメソッド「指鍼」でアプローチするのが効果的。顔の筋肉をほぐして鍛えることで、何歳からでもリフトアップすることが可能になる。
「自分の指を使うセルフケアなので、いつでも手軽に安全に行えます。また、皮膚の深層部にある筋肉にしっかりと刺激を加えられるうえに、鍼のようにピンポイントで刺激できるので、結果が早く表れるのもメリットです」
筋肉がほぐれると血流がよくなり、たるみが引き上がるだけでなく、むくみ解消やハリ艶アップも期待できる。固まったり眠っている表情筋を、今こそユビバリーで目覚めさせよう。