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山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

カレーに、煮物に、浅漬けに調味料として甘酒を使うと、あら不思議、おいしくなるんです。

撮影・小林キユウ 文・葛山あかね

【甘酒カレー】作り方は極めてシンプル。 これがまさかの味になる!

【材料(4人分)】
A[甘酒250ml 昆布水(作り方下記参照)200ml]
玉ねぎ1/2個
にんじん1本
じゃがいも(中)2個
れんこん150g
豚薄切り肉200g
味噌大さじ2
カレー粉大さじ4 ※クミンやガラムマサラを加えても。

常備しておきたい旨み豊かな昆布水。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

名刺大に切った昆布35〜40gを水1.5Lに漬け冷蔵庫で8時間〜一晩置く。15時間したら昆布は取り出し、冷蔵庫で2日保存可能。味噌汁や煮物、ごはんを炊くときにもおすすめ。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(1)1.5cm角に切った玉ねぎとにんじん、じゃがいもとAを鍋に入れ、中火にかける。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(2)沸いたら火を少し弱め、野菜に7割くらい火が入るまで10分ほど煮る。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(3)一口大に切った豚肉を、箸で軽くほぐしながら加える。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(4)さらにほかの野菜同様1.5cm角に切ったれんこんを入れる。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(5)味噌を溶かし入れ、豚肉に火が通るまでふたをせずに加熱する。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

(6)カレー粉を加え、汁にツヤが出るまで煮詰める。一度冷ましてからがまた美味。

[これも作ってみましょう。]手羽元とじゃがいもの甘酒カレー

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

【材料(4人分)】
手羽元8本
植物油小さじ2
じゃがいも3個
A[酒大さじ2 甘酒200ml 牛乳100ml 塩小さじ1]
カレー粉大さじ3
クミン(ガラムマサラでも可)小さじ1/2

【作り方】
1.じゃがいもは皮をむき、2〜3cmの乱切りに。
2.鍋に油を入れて中火にかけ、冷たいうちから手羽元を焼く。全体にこんがりと焼き色がついたらAと1を入れて弱火にする。沸いたらふたをして20分ほど煮る。
3.カレー粉とクミンを入れて全体をなじませる。味をみて足りなければ塩(分量外)で調整する。

山脇りこさんに教わる、調味料としての甘酒の使い方と甘酒カレーレシピ。

山脇さんが使用したのは右・「有機玄米甘酒」 250g 400円(やさか共同農場 TEL.0855-48-2510)と左・「甘酒」 500g 750円(髙木糀商店 TEL.076-252-7461)。

  • 山脇りこ

    山脇りこ さん (やまわき・りこ)

    料理家

    東京・代官山で料理教室「リコズキッチン」を主宰。『きょうから、料理上手〜コツがわかるから自信がつくきほんの10皿とアレンジ50』(家の光協会)など著書多数。

    ※プロフィールは雑誌掲載時(2019年6月)のものです。

『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。

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