マスク時の最適な眉毛の描き方は?【目元プロデューサーのアイメイク強化レッスン】
撮影・中島慶子 イラストレーション・カシワギマリ 文・菅野綾子
「目元だけだと顔全体で表情を伝えることができないので、直線的で濃い眉毛は、怒って見えたり、強い印象を与えてしまうことも。
柔らかで優しいイメージを持たせるために、形は曲線的なアーチ形に。さらにパウダーを使い薄くふんわりと仕上げることが大切です。
もう少し眉に立体感が欲しい人や部分的な濃淡が気になる人は、仕上げに眉マスカラをプラスすると、よりソフトな印象に。ペンシルは自眉の色と髪色の中間くらいの色を選び、パウダーや眉マスカラは髪色に近いものを選ぶとナチュラルに仕上がります」(垣内さん)
眉だけで優しい印象を与えるためには、角度をつけないアーチ眉がベスト。女性らしい表情になり、目元しか出ていなくても微笑んでいるように見える。
1.基本の眉を決め、眉山から眉尻にかけて、ペンシルで描く。
眉頭は目頭からやや内側に、眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上、眉山は眉尻〜眉頭の3分の1の部分にくるように描くのが正解。
眉の形が決まったら、ペンシルで眉山から眉尻へ、眉頭から眉山に向かって描いていく。毛を埋めるように、毛流れを意識して描くのがコツ。
●ペンシル、パウダー、ブラシの3機能が一本に。
ペンシルとパール感のあるパウダーで、ぼかしの効いた眉が即完成。髪色に合わせて選べる8色展開もうれしい。
●パウダリーな感触で仕上がりもナチュラル。
細い部分まで丁寧に描ける極細芯で自然な増毛が可能。簡単にぼかせるブラシも付属。
●眉毛を一本一本描ける0.9mmの超極細芯。
本物の毛のように繊細に描ける芯の細さが決め手。汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプで、消えやすい眉尻も長時間しっかりキープ。
2.パウダーでぼかす。
毛と毛の隙間を埋めるような感覚で、パウダーでぼかしていく。パウダーは質感が柔らかいので、ふんわり優しいイメージに仕上がる。
●濃中淡の3色パウダーでふんわり立体的な眉に。
自然なグラデーションが描けるパウダーアイブロウ。ノーズシャドウも入れやすく、彫りの深い印象的な目元に。
3.ブラシで毛流れを整える。
ブラシで毛の流れを整えながら、濃淡が出ないようになじませていく。
●幅広の形状で細い線もぼかしも思いのまま。
弾力、コシ、幅のバランスが絶妙なアイブロウブラシ。眉のぼかしはもちろん、立てて使えば眉尻のシャープなラインもスムーズに描ける。
4.色がなじまないときは眉マスカラを追加する。
眉毛の流れに逆らって塗っていき、最後に毛流れに沿ってブラシで整える。
●黒い自眉もひと塗りでカバーし、しっかり発色。
お湯で簡単に落とせるフィルムタイプの眉マスカラ。地肌につきにくいコンパクトサイズのブラシも魅力。豊富な7色展開。
『クロワッサン』1042号より