からだ

頭頂部のしつこいはね毛(通称“アホ毛”)を抑えるには?

正面から見てOKと思ったその髪型、実は落とし穴だらけかも。弱点を悪目立ちさせないための対策や日頃からのケア方法を、ヘア&メイクアップアーティストの大谷亮治さんに教えてもらった。
  • 撮影・青木和義 ヘア&メイク・大谷亮治 スタイリング・高島聖子 モデル・大浦サト イラストレーション・山中玲奈 文・嶌 陽子

もっとも役立つ道具は、ハードスプレーとコットン。

・だらしなく見える。自分ではなかなか気づけない

どんなにきれいに整えたつもりでも、気づかないうちに頭頂部からピンピンと跳ねているはね毛、通称〝アホ毛〟。その正体は成長途中の毛、もしくは途中で切れてしまった切れ毛だ。

「アホ毛を抑えるのにおすすめなのは、コットンにハードスプレーを吹き付けて使う方法です。スプレーをつけたコットンをアホ毛に当てて、ほかの髪の毛になじませるように優しく押さえつけます。ワックスなどでもいいのですが、アホ毛が再び立ち上がらないようにするには、キープ力の強いハードスプレーが一番です」

ドライヤーを当てて、はね毛を寝かせようとする人もいるが、これはNG。

「頭皮が乾燥すると、毛が余計に立ち上がってしまうので、ドライヤーは避けたほうが賢明です」

頭皮の乾燥がはね毛の原因だとすれば、日頃から保湿を欠かさずにするなど、しっかりと頭皮をケアすることが大切といえそうだ。

Before

気がつかないうちに跳ね出てしまうはね毛。きれいにスタイリングしたつもりでも、だらしない印象に。

Point

ハードスプレーを吹き付けたコットンをはね毛に当て、周囲の髪となじませるようにそっと押さえる。

After

跳び出ていたはね毛がまわりの髪の毛となじんできれいにおさまった。ハードスプレーなら保持力も高い。

解決!

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モデルやタレントの撮影時にもこの方法を使うことが多い、と大谷さん。ぜひ覚えて、取り入れよう。

大谷亮治

お話を伺ったのは

大谷亮治 さん (おおたに・りょうじ)

ヘア&メイクアップアーティスト

理容専門学校を卒業後、ヘア&メイクのアシスタントを経て独立。NYに3年間滞在し経験を積む。現在は広告、雑誌、映画、CDジャケットなどで活躍中。

『クロワッサン』1033号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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