「ヘアカラーで繰り返し染めると髪のダメージが進みます。まずは必ず使用前にパッチテストを行い、自分に合うか確認。染めた後のダメージが気になる方は、白髪が伸びた根元のみを部分染めしたり、全体染めは3回に1回くらいに。とにかく髪を傷めたくないという方はリライズ、または色持ちは多少劣りますが、ヘアマニキュア、カラートリートメントなどをおすすめします」(花王 ヘアケア研究所室長・野尻昌良さん)
さらに最近ではジアミンアレルギーという言葉もよく聞くが。
「酸化染料の多くに含まれる成分で、皮膚に炎症を起こす方がいるので、パッチテストを忘れずに。それ以外でもかゆみが出る方には、染毛剤を頭皮につけないヘアマニキュアや、色の選択肢は狭くなりますが、天然成分のヘナを」(uka東京ミッドタウン六本木店 ヘアカラーリスト・中田巧樹さん)
さらに、染めた後、頭皮を保湿するスカルプ美容液や、毛先のダメージを緩和するトリートメントなどでのアフターケアも忘れずに。